日常を忘れて、家族や仲間たちとワイワイしながら大自然の中で食べるキャンプ飯はこの上ない美味しさですよね。
しかし、ちょっと凝った料理を作ろうとすると材料から調理器具を含め、『あれも、これも』とついつい荷物が増えてしまったなんて経験はありませんか?
そこで今回おすすめするのは調味料1つで仕上げるキャンプレシピ!
調味料は醤油やソースなどボトルに入っているものが多く、重くてかさばりやすいため使用するものを1つに絞ることで、それだけでも荷物の量を大幅に減らすことができますよ。
あっさり、和の味わい。『ツナと大葉の白だしぺペロンチーノ』
ツナと大葉の白だしペペロンチーノのレシピです。ペペロンチーノと言えば、ツナ缶は油ごと使っているので、オリーブオイル等の油脂類無しで仕上げることができます。
~ツナと大葉の白だしぺペロンチーノの作り方(2人前)~
<材料>
・ツナ缶(オイル漬け) 1缶
・大葉 4枚
・パスタ 200g
・にんにく 3片
・鷹の爪 1本
・白だし 大さじ2強
<作り方>
(1)大葉は千切りに、にんにくは薄切り、鷹の爪は種を取り除いて輪切りにします。
(2)フライパンにツナ缶をオイルごと加え、にんにく・鷹の爪と一緒に炒めていきます。
(3)香りが立ってきたら、パッケージの表記時間通りに茹でたパスタを投入します。
(4)パスタに油が馴染んだら白だしを加え、さっと混ぜ合わせましょう。
(5)4を器に盛り付け、千切りにした大葉をトッピングして完成です。
オイスターソースで簡単★『鶏もも肉de北京ダック風』
鶏もも肉をオイスターソースに漬け込み、パリッと焼き上げることで中華料理としてお馴染みの北京ダックのような高級感のある味わいに!
3の工程では、余分なオイスターソースを軽く拭き取ったうえで火を通していきましょう。
~鶏もも肉de北京ダック風の作り方(2~3人前)~
<材料>
・鶏もも肉 2枚
・オイスターソース 大さじ5
・生姜 1片
<作り方>
(1)ジップ付きのビニール袋に鶏もも肉・オイスターソースを加え、外側からよく揉み込みます。
(2)1をクーラーボックスに入れ、1~2時間程度寝かせておきます。
(3)BBQグリルの上もしくは油を敷いていないフライパンの上に2の鶏肉をのせ、両面こんがりと焼いていきます。
(4)中まで火が通ったらお好みの大きさに切り分けて完成です。
ほんのり苦みがクセになる。『厚揚げとゴーヤの麺つゆチャンプルー』
こちらのチャンプルーのレシピは、材料にウインナーと削り節を使うのが大きなポイント。
塩気のあるウインナー等の肉加工品や、旨味成分が豊富な削り節を加えることで、麺つゆだけでも十分に美味しく仕上がります。
~厚揚げとゴーヤの麺つゆチャンプルーの作り方(2~3人前)~
<材料>
・厚揚げ 1枚
・ゴーヤ 1本
・卵 1個
・ウインナー 4本
・麺つゆ(2倍濃縮) 大さじ3
・ごま油 大さじ2
・削り節(ミニパック) 1袋
<作り方>
(1)厚揚げはさいの目切りに、ゴーヤは中のワタと種をしっかり取り除き、5mm程度の厚さにスライスしたら水に10~15分程度さらしておきます。
(2)ウインナーは斜め薄切りに、卵は溶いておきます。
(3)フライパンにごま油を熱し、厚揚げを加えて炒めていきます。
(4)厚揚げの表面に焼き色がついたらウインナー・ゴーヤ(※水気をよく切っておきます)を加えます。
(5)全体に火が通ったら麺つゆを加え、さっと混ぜ合わせます。
(6)5に2の溶き卵を回し入れ、半熟状になるまで加熱したら火を止めます。
(7)6を器に盛り付け、削り節をトッピングして完成です。
調味料の種類を最小限に抑えるには、お出汁をベースとしたものや、しっかりとコクを感じられる調味料を選ぶのがおすすめです。
できるだけ簡単な方法でキャンプ飯作りに挑戦してみたい!という方は是非、参考にしてみて下さい。