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【動画解説】登山の三種の神器とは 登山初心者必見! 登山で絶対に必要な道具を山好き気象予報士が解説


梅雨が明けるといよいよ夏山シーズンになります。今年こそ登山に挑戦する方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、初めての登山に必要な道具を解説します。

6月に入り梅雨シーズン真っただ中ですが、梅雨が明けるといよいよ夏山シーズンになります。そこで今回は、登山初心者の方に向けて「登山の三種の神器」と呼ばれる登山時に絶対に必要な道具を解説します。


登山の三種の神器は、登山靴、ザック、レインウェアの3つのことを言います。
そのほかにも登山時に必要な道具は沢山あるものの、これら3つの道具は、登山を安全に楽しむための最も重要かつ基本的な装備といわれています。


登山の三種の神器① 登山靴

山では舗装されていない道を歩くため、登山靴が必須です。

登山道は、街のように平坦に舗装されているわけでありません。基本的に土や岩、木の根っこなどが露出したところを歩きます。
その過酷な条件の中を歩くとなると、専用の装備が必要です。

街歩き用の靴で登山道を歩くと、足への負担は大きく、疲労がどんどん蓄積されるうえに、足を捻りやすく、グリップもあまりありません。
登山靴であれば、足をしっかりと保護してくれて、疲れも軽減してくれます。


登山の三種の神器② ザック

登山用のリュックサックのことを登山ではザックといいます。
山で必要なものは、ほぼザックに収納し背負って歩くため、ザックも重要な登山道具です。背面の形状やウエストベルトが、自分の体にフィットして背負いやすいものを選ぶようにしましょう。


日帰りハイキングに使うザックの容量の目安は20Lと言われています。25~30Lあれば山小屋1泊分の荷物まで入るため、最初に買う場合は30Lくらいの大きさのザックを選ぶのがおすすめです。
今は、軽さや体のフィット性、機能性など、さまざまな用途に合わせたザックが販売されているため、自分に合ったザックを選ぶようにしましょう。


登山の三種の神器③ レインウェア

山で身体を濡らすと、低体温症の危険を伴ったり体力を余計に消耗したりしてしまいます。

「山の天気は変わりやすい」とよく言われますが、天気予報で雨の予想がなくても、登山の時は雨の装備をしていくことが鉄則です。
レインウェアは曇りや晴れた日でも常に持ち歩くようにしましょう。肌寒いときには防寒着としても使えます。

レインウェア選びで重要なポイントは「防水性」と「透湿性」です。
体を動かしてかいた汗が、外部に排出されないと衣服が濡れたままの状態となり、体温低下を引き起こしてしまうおそれがあるので、蒸れを逃す機能があるものを選ぶようにしましょう。


動画解説:安齊理沙、小野寺那智

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