今年の春こそ美しい桜に逢いに出かけたい!そんな方も多くいらっしゃることでしょう。今回は、九州のさくら名所から4つのスポットをご紹介します。桜の見ごろは満開からおよそ1週間。開花情報をチェックしつつ、美しい一期一会を楽しんでみてはいかがでしょうか?
お花見の計画には『tenki.jp 桜開花・満開情報』も、ぜひお役立てください。
※外出の際は、手洗い、咳エチケット等の感染対策や、『3つの密』の回避を心掛けましょう。
※新型コロナウイルス感染拡大の影響で外出の自粛を呼び掛けている自治体がある場合は、各自治体の指示に従いましょう。
※お出かけの際は、各施設の公式ホームページで最新の情報をご確認ください。
春だけの幻想空間!町を流れる清流の昼と夜/草場川の桜並木(福岡県朝倉郡)
福岡県筑前町を流れる「草場川」で逢える春の絶景です。のどかな田園風景が広がる穀倉地帯。清流の両岸に植えられた桜が、例年3月下旬から4月上旬に開花し、町内随一の桜名所として多くの人の目を楽しませています。河畔の菜の花とともに咲く姿、川面に映る美しさは夢のよう! 例年、日没後にはライトアップもおこなわれ、陽光の下とはちがった幻想的な空間があらわれます。昼と夜、それぞれの魅力を味わいながらお花見散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか。
草場川(くさばがわ)の桜並木
■所在地:福岡県朝倉郡筑前町久光 他 ※アクセスはこちら
■問い合わせ:0946-42-6601(筑前町企画課)
※詳細は公式サイトをご参照ください
福岡県のお花見スポット
山頂に続く桜並木!防人がのろしを上げた山/日の隈公園の桜(佐賀県神埼市)
佐賀県「日の隈山(ひのくまやま)」に咲く桜です。奈良時代に、防人たちが太宰府へ通信する役割を果たすため、のろしを上げる場所だったというこの山。その麓にあるこの公園は、昔から桜の名所として知られています。山頂まで桜並木が連なり、約2000本の桜が美しく咲き誇ります。公園から日の尺池(ひのしゃくいけ)に続く並木は、まるで桜のトンネルのよう! 公園内には広々とした天然芝のグラウンドもあり、ファミリーで楽しめる桜スポットとなっています。
日の隈(ひのくま)公園の桜
■所在地:佐賀県神埼市神埼町尾崎1353-2 ※アクセスはこちら
■問い合わせ:0952-37-0107(神崎市役所)
※詳細は公式サイトをご参照ください
佐賀県のお花見スポット
樹齢400年の一本桜!菜の花の黄色に包まれる/一心行の大桜(熊本県阿蘇郡)
熊本県南阿蘇村のシンボル的な、ヤマザクラの巨木です。樹齢およそ400年、樹高14m! 戦火に散った矢崎城城代・中村(峰)伯耆守惟冬の菩提樹で、惟冬と一族の霊を弔うために、一心に行をおさめたのが名前の由来となっているそうです。周辺に菜の花畑が広がり、お花見の頃には、菜の花の黄色と桜の薄紅色の美しいコントラストが楽しめますよ。『南阿蘇桜さくら植木まつり』では、地元の特産品や植木などの販売がおこなわれる予定です。
一心行(いっしんぎょう)の大桜
■所在地:熊本県阿蘇郡南阿蘇村中松3226-1 ※アクセスはこちら
■問い合わせ:0967-67-2222(みなみあそ観光局)・0967-67-3321(期間限定桜開花情報サービス)
※ 『第25回 南阿蘇桜さくら植木まつり』:2023年3月23日〜4月16日 開催予定(変更の場合あり)
※詳細は公式サイトをご参照ください
熊本県のお花見スポット
谷底に広がる桜の雲海!桜もちも大人気/不動尊 一心寺の桜(大分県大分市)
大分県の山奥、谷間に位置するお寺の桜絶景です。春になると、広大な境内は桜で埋め尽くされ異空間に! 濃いピンク色の八重桜を見下ろす景観は全国でもめずらしく、「桜の雲海」と称されています。『一心寺ぼたん桜雲海祭り』では、前年境内で咲いた桜の葉を使用した「桜もち」が大人気。また、日本一の大きさを誇る不動明王像や大念佛鐘の荘厳な音色など、パワースポットとしても有名です。敷地内には階段なども多いので、歩きやすい靴で散策をお楽しみください。
不動尊 一心寺(いっしんじ)の桜
■所在地:大分県大分市廻栖野1305 ※アクセスはこちら
■問い合わせ:097-541-3029(一心寺)
※ 『一心寺ぼたん桜雲海祭り』:2023年4月6日~17日 開催予定(開花状況により日程変更あり)
※詳細は公式サイトをご参照ください
大分県のお花見スポット
今年もすてきな桜との出逢いがありますように。『tenki.jp 桜開花・満開情報』で、お近くの桜もぜひチェックしてみてくださいね!
<注意事項>
さくらまつりやライトアップなどのイベントが変更・中止される場合があります。お出かけの際は、事前に公式サイト等で必ず最新の情報をご確認ください。