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【動画あり】おうちで『さっぽろ雪まつり』 3年ぶりの会場開催を現地からお届け!


3年ぶりに会場での開催となる「さっぽろ雪まつり」が、2月4日に開幕しました。
札幌の冬の一大イベント、さっぽろ雪まつり。街中に出現する大きな雪像が最大の見どころです。今回は、まだまだ気軽に足を運びづらいこの時期に、おうちでさっぽろ雪まつりを楽しめるよう、現地から「さっぽろ雪まつりの今」をお届けします!


市民がつくる「市民雪像」

まずは大通り3丁目の「市民雪像」の会場。
市民雪像は、台座が1mあり、その上に2m角の四角い雪が設置され、そこから制作がスタートします。
応募数は非公開ですが、毎年、抽選が行われるほど大人気なのです。1965年の第16回から始まり、市民の皆さんは、職場の仲間やお友達、家族などで構成された団体で参加します。
今年は1月28日から制作が始まっていて、大通3丁目と9丁目会場の2か所で、合計58基の雪像があります。

雪像のテーマは毎年話題となった著名人や、話題のアニメキャラクターなどが多く選ばれます。今年は、雪まつりのシンボルキャラに選ばれている、シマエナガや、干支であるウサギなどが多く選ばれていました。


大迫力の大雪像をご紹介

「さっぽろ雪まつり」の最大の見どころは5基の大きな大雪像。
今回は大通4丁目、STV広場にある『白亜紀の北海道 ~ティラノサウルス&カムイサウルス~』をご紹介します。

2頭並ぶ恐竜の像のうち、右側の大きい方がティラノサウルス、左側の小さい方がカムイサウルスです。
実は、約7200万年前の北海道には、ティラノサウルスに似た巨大で凶暴な肉食恐竜がすんでおり、カムイサウルスのような恐竜を食べていました。2013年から2014年には札幌の南東に位置する北海道むかわ町穂別から、全長8メートルほどの日本初となる大型植物食恐竜の全身骨格化石カムイサウルスが発掘されました。
その後、『カムイサウルス・ジャポニクス』と名付けられたのが、北海道胆振東部地震からちょうど1年となる2019年9月6日だったことから、カムイサウルスは『復活のシンボル』ともいわれています。恐竜は約6600万年前の隕石衝突による環境変動によって絶滅してしまいました。そして、現在は人間による環境破壊が及ぼす影響が問題となっています。この大雪像には恐竜のように絶滅しないよう、地球環境のことも考えていきたい、そして、3年ぶりに復活した会場での開催に対する想いが込められています。


さっぽろ雪まつりにおすすめの服装は?

雪まつりに参加予定の方の中には、なかなか冬の札幌を訪れることのない、雪国に不慣れなかたも多いと思います。今回は、さっぽろ雪まつりにおすすめの服装をご紹介します。

服装としては、ダウンジャケットの着用が必須です。帽子や手袋、マフラーなど小物を使って、万全な防寒対策を心がけてください。小さいお子さんや夜に参加される予定の方は、ウィンタースポーツのウエアなどでも違和感はありません。ただ、札幌の地下街など会場近くの施設は暖房のきいている所が多いですので、脱ぎ着しやすい、調整しやすい服装がおすすめです。

靴は冬靴が必須ですが、このためだけに買うのも…とためらわれる方も多いと思います。そんな方は、裏がゴムになっているレインブーツや、靴に簡易的につけるスパイクつきの滑り止めなどがおすすめです。また、なんといっても足元がかなり冷えますので、厚手の靴下やタイツ、靴下の重ね履きなども試してみてください。

さっぽろ雪まつりにお越しの際は、tenki.jpの WEBやアプリなどで天気予報をしっかり確認して、万全の防寒対策で楽しみましょう!


動画解説:北海道支社 谷内楓子

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