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【動画あり】冬道の運転の準備はいい?箱根・日光・草津に向かう人・必見!冬道ドライブ(関東編)


最強寒波が到来すると予想されていますが、寒い冬、温泉旅行でひと休みと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?普段は電車移動だけど、温泉地は車で行きたいからと、レンタカーをして向かおうとしている方、冬道を運転する準備はできていますか?
今回は、『関東近郊の温泉地までのドライブ』をテーマに、注意すべき場所や、運転のポイントなどを、道路の気象予測のプロに聞いてみました!


冬用のタイヤじゃないと走行できない?

関東近郊の温泉地といえば、箱根や日光、草津などが思い浮かびます。このあたりは、どこも冬の運転に注意が必要な場所。普段あまり運転をしない人は、ノーマルタイヤで向かう‥なんてこともあるかもしれませんが、要注意。そもそもノーマルタイヤでは走行することが出来ない場所があるのです。

「冬用タイヤ規制」が出されているときは、ノーマルタイヤのままでは走行ができません。また、「チェーン規制」が出された場合はスタッドレスタイヤに履き替えていても、タイヤチェーンを装着しなければ高速道路の通行ができません。走行中に道路の情報板やラジオの交通情報を確認するのも大事ですが、出発前にJARTICやNEXCO、国土交通省などのWebサイトで、事前に規制状況をチェックしておくことが非常に大事です。


東京から箱根 走行時の注意ポイント

それでは、気になる各地域に着目した注意点です。まずは、東京から行きやすい温泉地、『箱根』。
箱根湯本より山の方に入る場合(特に下道を通る場合)は、急勾配や急カーブの道が多いので、慎重な運転が必要です。「七曲り」という名前のカーブが続くスポットもあります。
また、南岸低気圧が接近するときは、都心は雨でも箱根では雪になることも多いです。そういった場合は、冬用タイヤの装着等、しっかりとした装備で運転する必要があります。


東京から日光 走行時の注意ポイント

続いては、『日光』です。鬼怒川温泉や、日光温泉なんかが人気な観光地ですが、東京から向かう際の注意点はどうなのでしょう。
日光は冬型の気圧配置が強まると雪が降りやすくなります。宇都宮から向かう際、日光に入る辺りから急に天気や路面状況が変わることもあるので、注意が必要です。また奥日光に向かう際は、「いろは坂」と呼ばれる急カーブが連続する区間があります。路面が滑りやすい場合は、冬タイヤを装着し、なおかつ慎重な運転を心がけましょう。


東京から草津 走行時の注意ポイント

関東編の最後は『草津』です。草津は東京から車で約3時間と、今回紹介した場所の中でも最も走行距離が長い場所です。
そんな草津周辺は、関東の中でも雪の多い地域になります。冬場に草津へ向かう場合は、冬用タイヤやチェーンがほぼ必須と言って良いくらいです。出発前に現地の雪の状況を調べておくことが大事です。また下道を長い時間運転することになるので、途中で休憩を挟むことを考えて早めに出発することも大事です

冬道の運転は当日注意することはもちろん、事前の運転計画がとっても大切です。事前に天気予報や交通情報をしっかりチェックして、万全の体制で運転に臨んでください。大雪が予想される場合は、無理に運転せずに日程や時間帯を変更することも検討してくださいね。



動画解説:春木 優杏、吉田 直人

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