11月も半ばを過ぎ、冬を彷彿させる肌寒い気候になってきましたね。今の時期にキャンプの予定を立てている場合、どんなものを食べて暖を取ろう?と迷ってしまうところ...。定番のカレーや鍋なども良いですが、身体を温める食材に注目しながら献立を立てるのもおすすめですよ!
中でも今回PICKUPするのは旬の食材、戻りカツオと根菜類を組み合わせたキャンプ飯。赤身魚であるカツオと根菜類には冷えを防ぐと言われているビタミン・ミネラルなどの栄養素がバランス良く含まれているため、秋キャンプの寒さ対策にもってこいの食材なんです♪
お酒と相性抜群!『炙りカツオと大根のジンジャーマリネ』
さっぱりと食べやすい、炙りカツオと大根のジンジャーマリネのレシピです。今回は麺つゆをベースに調味していますが、お好みで柚子胡椒や山椒等の香辛料をブレンドしても良いでしょう。
〜炙りカツオと大根のジンジャーマリネの作り方(2人前)〜
<材料>
・カツオの柵 (刺身用) 150g
・大根 200g
・大葉 2~3枚
・麺つゆ(2倍濃縮)、オリーブオイル、レモン汁 各大さじ1
・塩 少々
・おろし生姜 小さじ1強
<作り方>
(1)カツオの柵にBBQ串を3~4本程度扇状に刺します。
(2)1をバッドの上に乗せて表面をバーナーで炙っていきます。
(3)氷水を入れたボウルの中に2を入れ、1分程度冷やしたらキッチンペーパーで余分な水気を拭き取ります。
(4)大根は千切りにし、塩をまぶして10分程おいたら水気を絞ります。
(5)3のカツオを食べやすい大きさに切り、ボウルに加えます。
(6)5に細切りの大葉・4の大根・麺つゆ・レモン汁・オリーブオイル・おろし生姜を和えます。
(7)6を器に盛り付けて完成です。
喉越しとろ~り。『カツオステーキの蓮根おろしあんかけ』
蓮根と言えば筑前煮などの煮物に使うイメージが強いかもしれませんが、蓮根そのものをすりおろしてあんかけとしてアレンジするのもおすすめ!そのままはもちろん、ご飯の上にのせて食べても大変美味しいですよ。
〜カツオステーキの蓮根おろしあんかけの作り方(4人前)〜
<材料>
・カツオの切り身 4切れ
・小麦粉、ごま油 適量
・塩 少々
・蓮根 1/2個
・だし汁 300cc
・醤油、みりん、料理酒 各大さじ2
・砂糖 小さじ1
・片栗粉 大さじ1
・水 大さじ2
・刻み葱 適量
<作り方>
(1)カツオの切り身は塩で下味をつけ、小麦粉をまぶします。
(2)フライパンにごま油を熱し、1を乗せて両面こんがりと焼き色をつけながら加熱しましょう。
(3)小鍋にだし汁・醤油・みりん・料理酒・砂糖を加え、火にかけます。
(4)ふつふつとしてきたら3にすりおろした蓮根を加えます。
(5)さっと煮込んだら水溶き片栗粉を加え、とろみがついたら火を止めます。
(6)2を器に盛り付け、5の蓮根おろし入りあんをかけて刻み葱を散らしたら完成です。
身体の内側から染み渡る美味しさ。『カツオとたっぷり根菜の塩麹スープ』
カツオとたっぷり根菜の塩麹スープの作り方をご紹介します。調味料に使用している塩麹は料理の美味しさをランクアップするだけでなく、腸内環境を整えて免疫力を高める効果があると言われています。
〜カツオとたっぷり根菜の塩麹スープの作り方(4人前)〜
<材料>
・カツオ(刺身) 150g
・かぶ(小) 1個
・人参 1/2本
・ごぼう 1/3本
・水 3カップ
・塩麹 大さじ2
・和風だしの素(顆粒) 少々
<作り方>
(1)カツオとかぶの茎は食べやすい大きさに切り、葉の部分は細かく刻みます。
(2)人参はいちょう切りに、ごぼうはささがきにして酢水に10分程浸けてあくを抜いたらザルに上げて水気を切ります。
(3)鍋に水を注ぎ入れ、かぶの茎・ごぼう・人参を入れて火にかけます。
(4)3の野菜が柔らかくなってきたらカツオとかぶの葉、和風だしの素と塩麹を加えて2~3分程度煮込んで完成です。
いかがでしたか?自然の中に囲まれた非日常的空間で、普段あまり食べたことが無い創作系料理を口にすれば更に心からリフレッシュできることでしょう。キャンプに行く予定がある方は是非参考にしてみて下さいね。
【参照】
食品データ成分(カツオ)
JAグループ
マカロニ