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入学式で父親が着る服装のマナーや注意点は?服装の特徴を解説


この春、お子さんの入学を控えているお父さんの中には「入学式にどんな服装で行ったらいいのだろう…」と悩んでいる方もいるかもしれません。入学式はフォーマルな式典のため、参加するときは最低限のマナーをわきまえた服装を選ぶことが大切です。
今回は、入学式で父親が着る服装のマナーや特徴、服装を選ぶときの注意点について解説します。


入学式で父親が着る服装のマナー

母親の場合、入学式に着る服装はワンピースやアンサンブル、パンツスーツなど複数の選択肢がありますが、父親の場合はスーツを着用するのが一般的です。スーツにも礼服やビジネス用などがありますが、入学式ならいつものビジネススーツで参加しても問題ありません。
結婚式を連想させるようなかっちりとしたフォーマルスーツでまとめていくと、かえって周囲から浮いてしまう可能性もありますので、普段着用しているビジネススーツを選んだ方が無難です。
■夫婦で参加する場合はパートナーの服装との調和も意識する
入学式に夫婦で参加する場合は、パートナーの服装と釣り合っているかどうかも重視する必要があります。夫婦で並んでみたときに、服装のテイストにズレはないか、品格に差が生じていないか、お互いに確認し合うとよいでしょう。
小学校の入学式の場合は、子どもが着る服とのバランスも考慮すると、家族で写真撮影したときにちぐはぐな印象を与えずに済みます。


入学式で父親が着る服装の特徴

入学式に父親が着ていく服装の特徴やポイントを4つご紹介します。
■1. スーツはダークカラー&無地
ビジネススーツにはさまざまな色がありますが、入学式の主役やあくまで子どもですので、親はなるべく目立たない落ち着いた色合いのスーツを着用するのが基本です。具体的には、黒や紺、グレーといった定番カラーを選ぶのがおすすめです。
スーツのデザインも柄のない無地のものがベストですが、ラインが目立たないストライプ柄なら問題ないでしょう。
■2. シャツは白無地が基本
スーツの中に着るシャツは一般的なビジネススタイルと同じく、白無地を選ぶのが基本です。淡い色のストライプやブルーでも問題ありませんが、迷ったときは白無地を選べば間違いないでしょう。
なお、襟の先にボタンがついているボタンダウンシャツはノーネクタイに着用するのが一般的ですので、入学式ではレギュラーまたはワイドカラーのシャツを選びます。
■3. ネクタイは落ち着いた色・デザインを選ぶ
入学式はフォーマルな式典ですが、シルバータイは結婚式やパーティのイメージが強いので、周囲からやや浮いてしまう可能性があります。スーツとの調和が取れていれば、特に色やデザインに規定はありませんので、いつもビジネスで着用しているネクタイの中から選べばOKです。
ただし、派手な色柄のものは入学式にふさわしくないので、紺色や濃いめのブルー、渋めのワインカラーなど、落ち着いた色を選ぶのがおすすめです。ストライプや格子などの柄があってもかまいませんが、入学式というシチュエーションを考えると、細めのストライプや小紋、小さめのドットなどを選んだ方がよいでしょう。
■4. 足元は黒・茶の革靴が基本
入学式では、スーツに合う黒または茶の革靴で、ひもで結ぶタイプのレースアップシューズを合わせるのが基本です。レースアップシューズの羽開き部分には、甲からひと続きになっている「内羽根」と、羽根が甲の部分にかぶさっている「外羽根」の2種類がありますが、入学式のときはよりフォーマルな内羽根の革靴を選ぶのが理想です。
同じ革靴でも、紐のないスリッポンタイプのシューズや、穴飾りが多いウイングチップはカジュアル感が強いので、避けた方が無難です。


入学式で父親の服装を選ぶ際の注意点

入学式に着ていく父親の服装を選ぶときに気をつけたいポイントを3つご紹介します。
■1. ジャケパンスタイルは控える
入学式は、結婚式やパーティほど格式高い服装をする必要はありませんが、だからと言ってジャケットにスラックスを合わせるような、いわゆる「ジャケパンスタイル」で参加するのはなるべく控えましょう。ジャケットとパンツでそれぞれ素材・色が異なるジャケパンは、かなりカジュアルな印象を与えてしまい、入学式で浮いてしまう可能性があるからです。
普段スーツを着るような仕事ではなく、入学式に着ていくスーツがない…という場合はジャケパンでもかまいませんが、その場合はきちんとネクタイを締め、落ち着いた色味を選ぶなどの工夫を採り入れる必要があります。
■2. 白ネクタイはNG
入学式では、白ネクタイを締めるのは教員や来賓のイメージが強いため、保護者が白ネクタイを着用すると周囲から浮いてしまう可能性があります。マナー違反と思われるリスクを避けたいのなら、入学式に白ネクタイをつけるのは控えた方がよいでしょう。
■3. 肌寒いときはきれいめのコートを着用する
入学式が行われる4月は暖かな陽気に包まれる日が多いですが、地域やその日の天気によっては肌寒さを感じることもあります。その場合は、スーツに合った薄手のコートを着用していきましょう。カジュアルなジャケットやマウンテンパーカーなどを着ていくと、スーツとのバランスが取れずにちぐはぐな印象を与えてしまいますので要注意です。


父親が入学式に参加するときは、服装のマナーに注意しよう

入学式に参加するときの父親の服装は、ダークカラーのスーツが一般的です。カジュアル過ぎるジャケパンスタイルや、派手な色柄のネクタイなどは避け、式典にふさわしい落ち着きのある服装を心がけましょう。当日、肌寒くなりそうなときは薄手のきれいめコートを着用していくのがおすすめです。
天気予報専門メディア「tenki.jp」では、予想気温や天気に合った服装のコーディネート例を10日先まで公開しています。服装指数はエリアごと・時間帯ごとに掲載していますので、入学式の服装を選ぶときの参考にしてみてください。

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