2月になり、梅の便りもきこえる地方もありますが、北海道では冬本番。雪と氷を体験する冬のイベントが盛りだくさんです。寒いからこそ楽しむことができる冬のアクティビティを北海道で体験してみませんか。
※イベント施設では、手洗い、咳エチケットなどの感染対策、及び『3つの密』の回避を心がけましょう。
※新型コロナウィルス感染拡大の影響で外出の自粛を呼びかけている自治体がある場合は、各自治体の指示に従いましょう。
※お出かけの際は、各施設、イベントの公式ホームページで最新の情報をご確認ください。
スノーシュー、スノーランブラーで、ニセコの森をハイキング
スキーやスノボができなくても、北海道のフワフワのパウダースノーを楽しみたい。そんな方にオススメなのが、雪中ハイキングです。ニセコ東急 グラン・ヒラフでは、スノーシューのツアーとスノーランブラーのツアーを用意しています。どちらのツアーも雪に埋もれることなく、真っ白なニセコのトドマツ林を快適に歩くことができます。
・スノーシューツアー(7歳以上)
スノーシューは西洋版の“かんじき”。雪の感触を感じながら気軽に散策を体験できます。冬のスポーツの経験がない方もOK。
・スノーランブラーツアー(10歳以上)
雪の上を歩くためのスキー「スノーランブラー」。裏面が大きなウロコ状になっていて、前方には滑り、後方には滑らないようにできていて、スキー板を前にスライドさせながら雪の上を歩きます。
スノーランブラーとは
どちらのツアーも4月3日まで。施設・料金などの詳細は公式サイトをご参照ください。
■ニセコ東急 グラン・ヒラフ
スキー場・天気積雪情報
ネイチャーハイキング
問い合わせ:0136-22-0109
スキーの後は冬キャンプやグランピングで。めむろ新嵐山スカイパーク
帯広から車で40分。めむろ新嵐山スカイパークは、スキーもキャンプ・グランピングも同時に楽しむことができます。キーンと冷えた北海道のでっかい空の下、冬のキャンプやグランピングを楽しんでみませんか。
・冬キャンプ
テント、タープをはじめ、テーブル&チェア、寝袋、ランタンなどすべてレンタルできるので、手ぶらでキャンプもOK。フィールド総合カウンター併設の「キャンプレンタル&販売カウンター」で薪や炭の調達も可能。
・グランピング
暖房とこたつなどが設置。夜はコットンテントでぐっすり。目の前がゲレンデなので、スキーやスノボをしながらグランピングを楽しむことができるコースもあります。食事はスタッフが届ける食材を自分で調理。準備も片づけも必要ないので、雪原の大自然で思う存分リラックスできます。
・キャンプフリーサイト
日帰りもOK。冬の北海道をダイレクトに楽しむフリーサイトは、しっかりと防寒対策をしてお楽しみください。
ウインターシーズンは3月31日まで。施設・料金などの詳細は公式サイトをご参照ください。
■めむろ新嵐山スカイパーク
スキー場・天気積雪情報
冬キャンプ
問い合わせ:0155-65-2121
知床で「流氷ウォーク®」。氷の上を歩いたり、海面に浮かんだり
北海道のオホーツク沿岸には毎年1月下旬ころから流氷が接岸します。今年は紋別で1月20日、網走で1月24日が流氷初日となりました。最盛期の2月になると海一面が氷で覆われ、そこはまるで果てしなく続く真っ白い大地。そんな神秘的な流氷の上を歩いたり、海面に浮かんだりする夢のようなツアーが知床で体験できます。
その名も「流氷ウォーク®」。ガイドとともに、専用のドライスーツを着て海面に浮かぶ流氷の上を歩行。刻々と変化する流氷の状況を見ながら、飛び石のように渡ったり、高低を越えて進んだりします。さらに、特殊なドライスーツを着用しているので、流氷が浮かぶ海に体を入れ、プカプカ浮かぶこともできます。うまくいけば、氷の妖精クリオネに出会えるかも。
ツアーは3月31日まで。条件・料金などの詳細は公式サイトをご参照ください。
■シンラ
流氷ウォーク®
問い合わせ:0152-22-5522
斜里町の天気と気温
凍った湖上に現れる雪と氷の村「然別湖コタン」。氷上には露天風呂も
然別湖は湖面の海抜が804m。北海道の真ん中、大雪山国立公園の南端に位置する山奥の湖です。この湖面に毎年冬になると、雪と氷の村が出現します。その名も「然別湖コタン」。今年は1月29日に“開村”しました。
会場には、湖に降り積もった雪を湖水で固めて1万個以上のアイスブロックを作り、それを利用した建物がいくつもつくられます。湖面の氷は丁寧に切り出され、建物の装飾に使われます。
アイスバー、アイスチャペルをはじめ、凍った湖面には露天風呂や足湯もあります。使われるお湯はパイプラインで源泉から運ばれる温泉。極寒の然別湖上で温かい温泉につかることができます。
湖上ではスノーモービルやクロスカントリースキー、ナイトウォッチングなどのイベントも。また、氷でできたアイスロッジでは宿泊もできます。利用者は極寒地用の寝袋を使い、雪と氷のベッドの上で眠ります。気温がマイナス30℃になることもある湖面で、湖の氷がきしむ音が聞こえてくるほどの静寂。北海道ならではの冬のイベントですね。
開催は3月13日まで。料金などの詳細は公式サイトをご参照ください。
■然別湖コタン
問い合わせ:0156-69-8181
然別湖の天気と気温