秋の気配があちこちに感じられますが、“ちょっと夏バテ気味”という方も多いのではないでしょうか? 夏バテは夏の終わりに起きやすい症状ですので、秋の行楽シーズンを思いっきり楽しめるよう、今は無理せず休息をとってくださいね。そこで今回は、心癒される「秋バラ」の観賞スポットをご紹介しましょう。
バラというと春のイメージが強いのですが、10~11月が見ごろの秋バラは、鮮やかな色味と華やかな香りが大きな魅力。春に比べて気温が低い時期に咲くので、蕾から開花まではゆっくり、そして花も長持ちするんです。ぜひ、記事を参考にお出かけくださいね。
旧古河庭園/東京都北区
旧古河庭園には石造りの洋館と、バラ園がある洋風庭園、茶室を備える日本庭園があり、いずれも著名な建築設計士や庭師による設計です。和洋折衷の趣あるスポットとして人気を博しますが、特に約100種200株ものバラが植えられた洋風庭園では、春と秋のバラ開花シーズンにイベントを開催し、多くの人で賑わいます。
10月上旬から開催される「秋のバラフェスティバル」では、「秋バラの音楽会」「庭さんぽ~バラの香りのツアー~」「庭園ガイド」などのイベントが! バラにちなんだグッズの特別販売もありますよ。
旧古河庭園
■所在地 東京都北区西ケ原1-27-39
■アクセス 【電車】JR「上中里」駅・東京メトロ「西ケ原」駅より各徒歩7分
■見ごろ 10月上旬~下旬 ※10月5日~27日「秋のバラフェスティバル」開催
■天候など諸事情によって条件が変わることがありますので、詳しくは東京都公園協会オフィシャルサイトをご確認ください
神代植物公園/東京都調布市
神代植物公園は「世界バラ会連合優秀庭園賞」を受賞した都内最大規模のバラ園。今秋も約300種5000本以上のバラが咲き誇ります。
10月上旬からは恒例の「バラフェスタ」が開催され、ガイドツアーやコンサート、バラのカフェテラス、バラグッズマルシェ、バラのアレンジメントの展示会、ワークショップなど、優雅なバラの世界に浸れる企画が盛りだくさん♪ さらに、無料の体験型フィールドアプリ「TOKYO PARKS PLAY」で、お子さんも一緒にバラについて楽しく学べるという企画も! 家族みんなでお出かけくださいね。
神代植物公園
■所在地 東京都調布市深大寺北町1-4
■アクセス 【車】中央自動車道「調布IC」より約5分
【電車】京王線「調布」駅もしくはJR「三鷹」駅・「吉祥寺」駅よりバスにて「神代植物公園前」停下車すぐ
■見ごろ 10月上旬~下旬(10月15日・21日・28日・11月5日は休園)
※10月8日~11月10日「バラフェスタ」開催
■天候など諸事情によって条件が変わることがありますので、詳しくは東京都公園協会オフィシャルサイトをご確認ください
四季の香ローズガーデン/東京都練馬区
四季の香ローズガーデンは、その名の通りバラの“香り”がテーマのバラ園で、ダマスク・ティー・フルーティー・ブルー・スパイシー・ミルラといった6種類のバラの香りを楽しめます。
特に芳しい香りが特徴の約180種のバラが植栽されており、開花時期には園内が甘い香りで満たされます♪ 秋バラの開花時期には、例年「オータムフェスティバル」を開催。ガーデンツアーやガーデンコンサートをはじめ、昨年はガーデン内でバラの香りに包まれながらのヨガ体験やチューリップの寄せ植え教室なども実施されました。今年の企画もお楽しみに!
四季の香ローズガーデン
■所在地 東京都練馬区光が丘5-2-6
■アクセス 【電車】都営地下鉄大江戸線「光が丘」駅下車、徒歩6分
■見ごろ 10月上旬~下旬
■天候など諸事情によって条件が変わることがありますので、詳しくは練馬区オフィシャルサイトをご確認ください
秋留台公園/東京都あきる野市
奥多摩連山を望む自然豊かな「秋留台公園」には、レンガと大理石が敷かれた東欧風の優雅なバラ園があり、約110種450株のバラが栽培されています。
「香り豊かなバラ」「アイスバーグの仲間」「名前にちなんだバラ」……など、バラの特徴ごとに並んだ色とりどりのバラは、都心よりも少し見ごろが遅く、昨年は10月下旬に「秋のローズフェスタ」が開催されました。期間中は、ジャズコンサートやバラ園ガイド、ポプリ作りやミニリース作りなどのワークショップ、園芸教室など、さまざまな企画が♪ 今年開催されるイベントの日程や内容はホームページでご確認くださいね。
秋留台公園
■所在地 東京都あきる野市二宮673-1
■アクセス 【電車】JR五日市線「東秋留」駅もしくは「秋川」駅下車、各徒歩15分
■見ごろ 10月上旬~10月下旬
■天候など諸事情によって条件が変わることがありますので、詳しくは東京都公園協会オフィシャルサイトをご確認ください