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見た目はきゅうり、かぼちゃの仲間『ズッキーニ』。使い方はあの野菜をイメージして!


最近では1年を通して売られていて、メジャーになってきた『ズッキーニ』。フランス料理のラタトゥイユやイタリア料理のカポナータには欠かせない野菜です。旬は7〜8月のウリ科カボチャ属の夏野菜です。今回はこのズッキーニを深堀。9月とはいえ、まだまだ蒸し暑い日が続きます。旬の野菜を食べて、元気に暑さを乗り切りましょう!


ズッキーニで残暑を乗り切る!

旬の野菜を食べることは、その時期を過ごす体に整えることでもあります。

ズッキーニには他の夏野菜と同様に、カリウムが多く含まれています。カリウムには塩分を排泄する働きがあります。さらに利尿作用があり、体温を下げる働きがあるので火照りやムクミを解消しやすくします。また、ビタミンCには、風邪予防や、疲労回復、肌荒れにも効果が期待できますね。他にもベータカロテンやビタミンB群が含まれています。


ズッキーニの目利き、できますか?

カボチャの仲間であるズッキーニですが、寝かせて美味しくなるという野菜ではありません。できる限り新鮮なうちに食べるようにしましょう。古くなると実がスカスカになってしまい、残念なことに……。

新鮮なズッキーニの選び方を挙げておきます。ぜひ、チェックして美味しいズッキーニを手に入れましょう。

・ヘタ部分の切り口が新しいものを

・太さが均一のものを

・太すぎたり、大き過ぎないものを


ズッキーニを長く楽しむために

ズッキーニは冷暗所を好みます。新聞紙などに包んでおいておきましょう。また、温度が低すぎると傷みやすくなるので注意しましょう。

当たり前のことですが、切ったズッキーニは冷蔵庫にしまって早めに食べきるようにしましょう。水分が抜けると味が落ちるので、キッチンペーパーに包んでポリ袋に入れて保存を。

実は、冷凍保存もできます。食べきれない場合は助かりますよね。輪切りや細切りにして、重ならないように並べて保存袋に入れて冷凍して下さい。


使い方はあの野菜を真似よう!

ズッキーニはの使い方はナスをイメージすると、アレンジの幅が広がります。ズッキーニ自体の味がさっぱりしているので、どんな味付けにもぴったり。

今回は火を使わずに簡単に調理できるレシピを3つ、ご紹介します。ぜひ試してみて下さいね。

☆<簡単>生でも美味しい塩昆布漬け

ズッキーニを薄くスライスして、塩昆布を振って、揉み込んでなじませたら30分程度で食べられます。

ラー油や一味唐辛子などを振って、スパイシーにしても美味しいですよ。

☆<簡単>焼きチーズズッキーニ

1cm程度の輪切りにしたズッキーニに塩を振っておきます。10分程度したらキッチンペーパーで水気を軽くとります。広げたホイルの上にズッキーニを並べて、ピザ用チーズをのせて、トースターで8分〜10分程度焼いたら出来上がりです。

☆<本格>ズッキーニと豚のエスニックオーブン焼き

ぜひ、豚の旨味が染み込んだナスとズッキーニの食べ比べをしてみて下さい。絶品ですよ。

材料(およそ2人前)

豚バラ薄切り肉 150g

ナス 1本

ズッキーニ 1本

※オリーブオイル 大さじ2

※ナンプラー 大さじ1と1/2

※パクチー 1〜2株

※胡椒 適量

作り方

1. ナスとズッキーニは5mm幅の輪切りにする。豚肉は一口大に切る。パクチーは葉と茎を分け、茎はみじん切りにする。

2. ボウルに※を混ぜ合わせて、肉、ナス、ズッキーニ、パクチーの茎を入れて混ぜる。

3. 耐熱皿にクッキングシートを敷き、ナスとズッキーニを並べ、その上に豚肉を広げてのせる。

4. 180度に予熱したオーブンで25分ほど焼き、パクチーの葉を散らしてトッピングしたら出来上がり。

花も食べることができるんですよ

花も食べることができるんですよ

参考 天板1枚で、ごちそうオーブン料理 上島亜紀/株式会社 学研プラス

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