お子さんをもつご家庭では、もう新学期が始まっているケースや、そろそろ夏休みが終わるので、焦って宿題に取り組んでいるケースなど、ご家庭ごとにさまざまな時季ですね。暑かった夏も少しずつ終わりが見えてきた中、おでかけしやすくなるこれからの季節、レジャー計画を早めに立てたい方のために「秋の花観賞スポット」をピックアップしてご紹介しましょう!
“秋の花”といってもピンとこない方が多いかもしれませんが、代表的な“秋の花”といえば漢字で「秋桜」と書くコスモスがすぐに思い浮かびますが、その他にもバラやダリア、サルビアなど華やかな花、色鮮やかな花が咲く秋。少し遠出をしてでも観に行きたい観賞スポットがたくさんあるんです。ぜひ、記事を参考にお出かけくださいね♪
【秋ダリア】町田ダリア園/東京都町田市
江戸時代に日本に伝わり「天竺牡丹」と呼ばれていたダリアは、メキシコ原産の花。夏と秋に色鮮やかな可愛らしい花を咲かせます。といってもダリアの花は色も形も大きさも種類豊富。毎年多くの品種が作り出され、今や3万種を超えるほどなのだそう。
「町田ダリア園」には、その中の500品種、4000株のダリアが栽培されています。花びらの根元と先端の色が異なる「二色咲き」や、花びらが密集してまるでボールのような「ボール咲き」、花径3cmくらいの花がたくさん咲く「ポンポン咲き」、花径30cmを超える大輪など、見ごたえ十分です♪
町田ダリア園
■所在地 東京都町田市山崎町1213-1
■アクセス 【電車】「町田」駅よりバスにて「今井谷戸」停下車、徒歩10分
■見ごろ 9月下旬~10月下旬
■天候など諸事情によって条件が変わることがありますので、詳しくは町田市オフィシャルサイトをご確認ください
【サルビア】マザー牧場/千葉県富津市
5600種以上の品種があるサルビアですが、薬用(食用)と観賞用があり、薬用(食用)は「セージ」と呼ばれます。抗酸化作用や消化促進、解熱などの効果があるといわれ、古代ローマ時代から肉の臭み消しや料理の味付けにも利用されてきました。
一方の観賞用としては赤い花のイメージが強いですが、実は白や紫、青やピンクなどもあり、地中海地方には白と赤のツートンカラーの品種もあるそう!
40年以上前からサルビアの栽培を始めたマザー牧場では、見ごろになると約30万本のサルビアが咲き誇り、真っ赤な絨毯のような景色を楽しめます♪
マザー牧場
■所在地 千葉県富津市田倉940-3
■アクセス 【車】館山自動車道「君津PAスマートIC」より約10分
【電車】JR「君津」駅より直通バスあり
■見ごろ 9月上旬~10月中旬
■天候など諸事情によって条件が変わることがありますので、詳しくはマザー牧場オフィシャルサイトをご確認ください
【コキア】国営ひたち海浜公園/茨城県ひたちなか市
国営ひたち海浜公園の3万2000本のコキアは、その丸く可愛らしいフォルムからたびたびメディアにも取り上げられますが、最も美しいのはきっと9月下旬から始まる紅葉シーズンでしょう。
コキアの鮮やかな緑色から深みのある赤へと変化していくグラデーションで、「みはらしの丘」一面がまるで絵画のように。10月中旬にはすべてのコキアが真っ赤に染まり、何か生き物のようにモコモコモコモコ……。不思議な光景が広がります。同時期にふもとの「大草原フラワーガーデン」では可憐なコスモスが風に揺れ、コキアとの競演も楽しめますよ。
国営ひたち海浜公園
■所在地 茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4
■アクセス 【電車】JR「勝田」駅よりバスにて「海浜公園西口」停下車すぐ
【車】尾常陸那珂有料道路「ひたち海浜公園IC」よりすぐ
■見ごろ 9月下旬~10月中旬
■天候など諸事情によって条件が変わることがありますので、詳しくは国営ひたち海浜公園オフィシャルサイトをご確認ください
【コスモス】吹上コスモス畑/埼玉県鴻巣市
無数の花びらがバランスよく並んで咲く姿から「調和」を意味するギリシャ語「Kosmos」にちなんで名づけられたコスモス。日本でも秋を代表する花として古くから親しまれていますよね。
遠く秩父連山や富士山を望む荒川河川敷に約1200万本のコスモスが咲き乱れる吹上コスモス畑も、見ごろには「コスモスフェスティバル」を開催し、多くの人で賑わいます。花径約8cmの大輪「センセーション」、花びらが筒状になる「シーシェル」、花びらの縁取りがオシャレな「ピコティ」といった様々な品種のコスモスを楽しめますよ。
吹上コスモス畑
■所在地 埼玉県鴻巣市明用636-1
■アクセス 【電車】JR「吹上」駅より車にて約10分
【車】関越自動車道「東松山IC」より約30分
■見ごろ 10月中旬~下旬※10月26日・27日「コスモスフェスティバル」開催
■天候など諸事情によって条件が変わることがありますので、詳しくは鴻巣市オフィシャルサイトをご確認ください