祝日がない6月はこれといったイベントもなく、天候が不順なうえ夏休みまではまだまだ時間もある……。はい!そんな今こそお出かけしましょう! とはいえ、できるだけ遠くへ……といっても週末のお休みだと本格的な旅行は難しいので、日帰りもしくは一泊で気軽に行けて、非日常感がたっぷり味わえるスポット「島」へいきませんか? ご存じの通り、日本には素敵な島がたくさんありますので、知られざる歴史や大自然に触れれば、パワーチャージできること請け合い♪ 今回は昨日に続き、西日本のオススメ4島をご紹介します。
西ノ島/島根県隠岐郡
隠岐諸島の中でも、特に自然豊かで世界ジオパーク認定を受けた「西ノ島」。高さ100m以上の断崖絶壁が約13kmにわたって続く隠岐国賀海岸は大迫力です。
国内最大級(高さ257m)の海蝕崖「摩天崖」や、巨大な岩が海蝕作用でえぐられ、今も浸食が進む「通天橋」、海抜約40mまで細くそびえ立ち百済観音にも似た「観音岩」など、自然の創り出す荒々しい芸術に圧倒されることうけあい!
一方で、地上一帯には放牧された牛馬がのんびりと草を食む姿も見られ、海蝕崖との対比も素晴らしい! 隠岐国賀海岸と観音岩は「日本の夕陽百選」のひとつですので、夕暮れ時の絶景もお見逃しなく!
西ノ島
■所在地 島根県隠岐郡西ノ島町
■アクセス 【船】「境港」もしくは「七類港」フェリーターミナルより高速船にて約2時間、「別府港」下船
■天候など諸事情によって条件が変わることがありますので、詳しくは西ノ島町観光協会オフィシャルサイトをご確認ください
友ヶ島/和歌山県和歌山市
「友ヶ島」は紀淡海峡に浮かぶ無人島群(地ノ島、虎島、神島、沖ノ島)の総称で、定期船で渡れる沖ノ島が観光スポットです。
最大の見どころは、旧日本軍の砲台跡やレンガ造りの弾薬庫など廃墟化した要塞。歴史の重さを感じる一方で、色とりどり約400種の湿地帯植物や紺碧の海に映える純白の洋風灯台など、美しい自然と色彩にも心が和みます。その「友ヶ島灯台」は、明治初期建設の登録有形文化財。今も紀淡海峡を照らす現役です! 島内は遊歩道が整備されているので、紀淡海峡の爽快な眺めを楽しみつつ、ゆったり散策を♪
友ヶ島
■所在地 和歌山県和歌山市加太
■アクセス 【船】「加太港」より友ヶ島汽船にて約20分、「友ヶ島」下船
■天候など諸事情によって条件が変わることがありますので、詳しくは和歌山市観光協会オフィシャルサイトをご確認ください
佐柳島(さなぎじま)/香川県仲多度郡
もともとたくさんのネコが暮らしていた「佐柳島」。堤防から堤防へ飛び移るネコの画像が拡散して、近年また人気上昇中なんです。また「佐柳島」は、ネコだけでなく廃校となった小学校を改装した宿泊施設「ネコノシマホステル」も話題。黒板や人体模型、実験器具など学校の備品が活かされ、客室には「理科室」や「音楽室」といった名前が! 懐かしいような、ちょっと怖いような……。でも泊まってみたいですよね。併設されている「喫茶ネコノシマ」では、タコやいちじくなど地元名産を使ったメニューをぜひ味わって♪
佐柳島
■所在地 香川県仲多度郡多度津町佐柳
■アクセス 【船】「多度津港」より三洋汽船にて約50分、「本浦港」下船
■天候など諸事情によって条件が変わることがありますので、詳しくは香川県観光協会オフィシャルサイトをご確認ください
壱岐島/長崎県壱岐市
壱岐島といえば「猿岩」を観ておかなきゃ! 高さ45mの海蝕崖で、その名の通りサルにそっくりです。また、“壱岐のモンサンミッシェル”といわれる「小島」もぜひ訪れたいスポット。というのも、干潮時にしか渡れないことから、島全体が神域とされるパワースポットなんですって!。
さらに、小島の「小島神社」は恋愛成就の御利益があるそう♪ 壱岐島は恋人のいない女性同士の旅に最適のスポットなのかもしれません!
また、お子さん連れなら「壱岐イルカパーク」へ。入江に造られた海浜公園で、かわいいバンドウイルカたちと触れ合えます。そして、筒城浜海水浴場の600m続く真っ白い砂浜をお散歩すれば、心が洗われてまた明日から頑張れる……はずですよ、きっと!
壱岐島
■所在地 長崎県壱岐市
■アクセス 【船】「博多港」より超高速船にて約65分、「芦辺港」下船
【飛行機】「長崎空港」より「壱岐空港」まで約30分
■天候など諸事情によって条件が変わることがありますので、詳しくは壱岐市観光連盟オフィシャルサイトをご確認ください