高いところから遠くまで見渡せると、清々しい気持ちになりますよね。実は今から冬にかけてが眺望を楽しむベストシーズン！ 大気に含まれる水分量（湿度）が多いと、光がその水分子にあたって散乱してしまうのですが、空気が乾燥するこれからの季節は遠くの光もはっきり見えるんですって。
さらに12月22日の冬至に向けて太陽の角度がどんどん低くなり、斜めから差し込む太陽光が影を作ります。それが、視界に立体感や奥行き感を生むそう。光と影の作用で、より景観美を感じるのですね。絶景展望室に行くなら今！ 早速、オススメスポットをご紹介しましょう。
クリアな景色を楽しむなら、これからの季節がオススメ！
カレッタ汐留 展望スペース／東京都港区
「カレッタ汐留」は飲食店、ショップ、ミュージアム、ミュージカルシアターなどを有する複合商業施設。 46・47階に展望スペースがあり、地上約200ｍから銀座や台場、東京湾一帯の約180度が見渡せるんです！ レインボーブリッジやフジテレビなどこのエリアのランドマークスポットもよく見えますよ。競争率が高いデザイナーズチェアが空いていたら、すかさず座って優雅に都心の眩い光を見下ろしましょう。同じフロアにはレストランもあり、食事しながら絶景を楽しめますよ♪
カレッタ汐留
■所在地 東京都港区東新橋1-8-2
■アクセス 【電車】JR・地下鉄銀座線「新橋」駅より徒歩5分
■時間 11:00～23:00
■詳しくはカレッタ汐留オフィシャルサイトをご確認ください
180度まばゆい光に包まれる都心の夜景
東京都庁舎 展望室／東京都新宿区
東京都庁舎には北展望室と南展望室がありますが、現在南展望室は都庁舎改修工事のため休室中で、来春リニューアルオープン予定です。北展望室は現在も入室OK！ 高さ地上202m、大きな窓からは北東方面に東京スカイツリー、南東方面に東京タワー、南西方面には新宿パークタワーや東京オペラシティ、西方面には富士山が見えますよ。特にこれから2月くらいまでは富士山がキレイに見える日が多いそう♪ 東京の真ん中で富士山を眺めながら、ニッポンの未来に思いを馳せてみましょう。
東京都庁舎
■所在地 東京都新宿区西新宿2-8-1
■アクセス 【電車】各線「新宿」駅より徒歩10分
■時間 9:30～23:00
■詳しくは東京都庁舎オフィシャルサイトをご確認ください
これから3か月くらいは、晴れていれば富士山が遠くにはっきりくっきり見えます！
アイ・リンクタウンいちかわ展望施設／千葉県市川市
「アイ・リンクタウンいちかわ」のザ・タワーズウエストには地上約150mの45階に展望ロビーが、屋上には展望デッキが備えられています。展望デッキは回廊になっており、360度の眺望が楽しめるんです♪ 眼前に横たわる江戸川の向こう側は東京都、ツンと伸びたスカイツリーも見えます。方角を変えれば葛西臨海公園の観覧車や富士山も！ 日中はもちろん夜景も壮大なスケールで、夜景愛好家団体による「夜景100選」にも認定されました。駅そばでアクセス良好な絶景スポットですよ。
アイ・リンクタウンいちかわ
■所在地 千葉県市川市市川南1-10-1
■アクセス 【電車】JR「市川」駅よりすぐ
■時間 9:00～22:00（展望デッキは21:00まで）
■詳しくはアイ・リンクタウンいちかわオフィシャルサイトをご確認ください
江戸川を渡る風が心地よい展望デッキからは360度のパノラマビューが楽しめる
川崎マリエン展望室／神奈川県川崎市
川崎市港湾振興会館、通称「川崎マリエン」はパリの凱旋門を思わせる外観で、人気ドラマ『相棒』の撮影にも使用されたそう。タワー棟10階、地上51ｍにある展望室は一面ガラス張りの360度パノラマビュー！ 特に夕方から夜にかけては、眼下に広がる倉庫群、コンテナターミナルの鮮やかなオレンジ色の光、連なるプラントの照明は白く無機質な光を放ち、幻想的な光景が広がりますよ。
また、小さなお子さんなら、羽田空港に離着陸する飛行機や海を行きかう船に喜ぶこと間違いなしです♪
川崎マリエン
■所在地 川崎市川崎区東扇島38-1
■アクセス 【電車】JR「川崎」駅よりバスにて「川崎マリエン前」停下車
■時間 9:00～21:00（最終入場20:30）
■詳しくは川崎マリエンオフィシャルサイトをご確認ください
認定基準の厳しい「日本夜景遺産」にも登録されている絶景
