11月17日(金)日本気象協会本社(東京)、関西支社(大阪)から紅葉レポートの動画をお届けします。東京チームは明治神宮外苑から、関西チームは嵐山から、紅葉の状況をお伝えします!
〈東京〉明治神宮前 今日は寒い…神宮前は見頃です
こんにちは。日本気象協会の小畑です。
今週も明治神宮外苑から紅葉情報をお届けします。
今日は晴れて日差しが気持ちよく感じられますが、コートを羽織っていてもひんやりと感じられます。
イチョウの紅葉も先週よりも進み、見ごろを迎えつつあります。
イチョウは、恐竜が生きていた時代から存在している、古代植物の生き残りといわれている樹木です。
日本では、公害や火にも強いことから、街路樹として植えられることも多く、東京都では、都の木にもなるほどなじみ深い木になっていますが、
世界的には希少な木だそうです。
2週にわたって紅葉レポートをお送りいたしました。来週は都内の各所で見ごろをむかえそうです。来週も暖かくしてお出かけください。
〈大阪〉京都の紅葉が美しいのはなぜか?
こんにちは。私たちは、きょうは嵐山に来ています。
きょうは天気が良くて、観光客も大勢いらっしゃっています。後ろが嵐山になります。大分きれいに色づいてきていて、そろそろ見頃を迎えてきそうです。
けさも京都では、朝の気温が4度まで下がりました。ここ最近、朝晩の気温がぐっと冷えてきて、色づきが一層加速してきています。
それでは、京都市で紅葉が見られる原因を説明したいと思います。
京都は盆地になっているのですが、三方を山に囲まれています。この窪んだ所に冷たい空気がたまります。
冷たい空気がたまることで、朝晩は空気が冷え込むのですが、この寒暖の差が紅葉が美しく見られる原因になっています。
この先、寒さが続く見込みです。特に日曜日は、京都では最高気温が9度の予想で、めちゃくちゃ寒くなる見込みです。
この先紅葉狩りに出かける方は、このようなストールなどがあると、ライトアップなど夜のお出かけにも安心です。
以上嵐山からお伝えしました。