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台風9号は8月はじめに関東や東海に接近の恐れ 高い海水温で勢力を維持したまま


小笠原諸島近海を進んでいる台風9号は、今週末から週明けにかけて関東に近づく可能性があります。海水温が高いため、勢力を維持したまま接近する恐れもありますので、ご注意ください。

●海水温は高い状態が続く

台風9号は29日14時現在、父島の北北東約160キロを時速10キロで北西に進んでいます。このあと動きがさらに遅くなり、31日頃にかけて小笠原諸島付近にほんとんど停滞する見込みです。

その後8月1日以降は北に進みだします。まだ予報円が大きく、予報が定まっていませんが、2日~3日頃に関東や東海に近づく恐れがあります。

勢力を見ると現在980ヘクトパスカルです。発達や衰退には海水温が関係しますが、発達の目安とされる海水温26℃以上の海域が日本の南に広がっています。台風の動きが一旦遅くなるため、海の深い部分の比較的冷たい海水と混ぜられます。そのため、北に動き始めると再び暖かい海水面を通るため975ヘクトパスカルとやや発達する見込みです。

動きが遅いため、小笠原諸島では暴風やうねりを伴った高波に警戒し、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、関東や東海では今後の進路によっては影響を受ける恐れもあるため、今後の情報にご注意ください。

●台風が近づく前の対策 高波や高潮に備えて

沿岸部では、台風による高波や高潮の恐れがありますので、次の3つのことに注意しながら、備えることが必要です。

1つめは、何より、高波や高潮の恐れがある海岸周辺には、近づかないようにしましょう。海や船の様子が心配でも、見に行くのは、絶対に止めてください。

2つめは、大潮の時期や満潮時刻を確認しておきましょう。台風による高波や高潮が、満潮時刻と重なると、海岸周辺の道路の冠水や浸水など、被害が大きくなる恐れがあります。

3つめは、安全に行動できるうちに、避難(移動)しましょう。波しぶきが護岸設備を越えて、海沿いの道路に押し寄せると、冠水して通行が危険になる恐れがあります。通行止めや速度規制などの交通情報は、こまめに確認して、早めに避難してください。

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