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台風9号は8月2日から3日に関東接近の恐れ 最新予想進路のこまめな確認を


台風9号は8月2日(土)から3日(日)にかけて関東地方に接近する恐れがあります。避難経路の確認や、雨、風、高波への対策をなさって下さい。なお、台風9号は予想進路が定まらず、大きくずれることも考えられます。最新の情報をこまめに確認して下さい。

●8月最初の週末に台風接近 雨や風が強まる恐れ

台風9号は今日29日(火)午後3時現在、小笠原諸島・父島の北北東およそ160キロの場所を、ゆっくりした速さで北北西に進んでいます。父島では午前4時55分に最大瞬間風速21.0m/sを観測しました。
台風9号はその後も勢力を維持したまま北上を続けて、8月2日(土)から3日(日)にかけて関東地方に接近する予想です。

今日29日午後4時現在、関東地方に発表されている早期注意情報(警報級の可能性があることを示す情報)は下記のとおりです。
【波浪】に関する早期注意情報・・・伊豆諸島(1日~3日) 千葉県と茨城県(2日・3日)
【暴風】に関する早期注意情報・・・伊豆諸島(2日・3日) 千葉県と茨城県(3日)
【大雨】に関する早期注意情報・・・伊豆諸島(2日・3日) 千葉県(3日)

関東地方はこの先、2日(土)から3日(日)に広く雨が降るでしょう。千葉県や茨城県は台風が近づく前から影響を受けて、沿岸部では高波や強風の恐れがあります。さらに風が強まる分、雨が降った場合は斜めに降って見通しが悪くなる恐れがあります。

波浪・暴風・大雨に関する早期注意情報は今後、千葉県や茨城県以外の地域に発表されることも考えられます。最新の情報をこまめに確認しながら、今年初めて接近する台風への備えをなさって下さい。

●台風の予報円 大きいほど予想進路は定まらず

台風の予報円は「予想される台風の中心位置」を示していますが、この予報円に台風の中心位置が入る確率が70%であることを示しています。
そのため『予報円が大きいほど台風がどこに進むかが定まっておらず、今後の進路がまだわからない要素が大きい』ということになります。

上記の画像は、今日29日(火)午後2時現在の台風9号と、中国大陸へ進む台風8号の進路予想図です。
同じ日時に解析された2つの台風の5日先の予報円を比較した場合、台風8号の直径は、台風9号の直径よりも短くなっています。ここから、台風8号は予想進路がある程度定まっているのに対し、台風9号は予想進路があまり定まっていないということが判断できます。

台風の予想進路は逐一更新されて、ある日を境に予報円が急に小さくなる(=予想進路が定まってくる)ことがあります。
もしお住まいの地域に予報円が重なっていなくても、予報が変わる可能性を考慮して、台風への対策をするようにして下さい。

●避難場所や避難経路 確認しておくポイントは

いざ、避難する場合に備えて、あらかじめ避難場所や避難経路を確認しておくことは、とても大切です。その際、ポイントが3つあります。

①市町村が作成しているハザードマップや、地域防災計画を見て「自分の住む地域は、どのような災害のリスクがあるのか」「災害が発生した時の避難場所はどこか」「安全な避難経路はどこか」確認しておきましょう。その際、氾濫の恐れがある河川や、土砂災害の恐れがある所も確認しておくと、避難経路を決める時に役立ちます。また、自宅だけでなく、学校や職場など、よく立ち入る場所はどのような危険があるかも、家族で一緒に確認しておきましょう。

②浸水(冠水)した場合は、避難経路が限られてしまいます。事前に、複数の避難経路を確認しておきましょう。

③夜間は、昼間よりも、周囲の状況を把握しにくくなります。夜間の避難に備えて、建物など目印を決めて、避難経路を覚えておきましょう。

もしもの時に備えて、避難場所への避難経路を実際に歩いて、確認しておくのもおススメです。

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