この先1か月は、北日本(北海道・東北)や東日本(関東甲信・北陸・東海)、西日本(近畿～九州)は晴れる日が多いでしょう。降水量は、東日本や西日本の日本海側では平年並みか少なく、渇水の心配があります。沖縄・奄美は、台風や熱帯低気圧の影響を受けやすい時期があるでしょう。降水量は平年より多くなりそうです。
●北日本～西日本は夏空が広がる 渇水の心配も
この先1か月は、太平洋高気圧に覆われやすく、北日本(北海道・東北)や東日本(関東甲信・北陸・東海)、西日本(近畿～九州)は夏空の広がる日が多いでしょう。日照時間は、平年より多く、強い日差しがジリジリと照り付ける日が多くなりそうです。
また、上の図は6月17日から7月16日の30日間の降水量の合計です。茶色やオレンジ色で表示されている所が多く、平年より降水量が少なかった所が多かったことが分かります。この先1か月の降水量は、東日本や西日本の日本海側では平年並みか少なくなりそうです。渇水の心配があり、今のうちから水資源は大切に使うよう心がけてください。
ただ、8月になると太平洋高気圧が弱まる時期があるとみられ、ゲリラ雷雨が多発する可能性があります。局地的な大雨や雷雨に注意が必要です。
●沖縄・奄美は台風や熱帯低気圧に注意
沖縄・奄美は、湿った空気の影響を受けやすい時期があるでしょう。台風や熱帯低気圧が近づく可能性があります。この先1か月の降水量は、平年より多く、日照時間は少ない見込みです。
●広範囲で猛暑に警戒
日本列島は暖かい空気に覆われやすく、気温は北日本や東日本、西日本で平年より高いでしょう。特に、期間の前半は平年よりかなり高くなる見込みです。広く猛暑が予想されます。熱中症に厳重な警戒が必要です。
一方で、沖縄・奄美では晴れる日が少なく、気温は平年並みか低いでしょう。
