
近畿地方は17日(木)にかけて大気の状態が非常に不安定になる見込みです。南部を中心に、局地的に激しい雨や雷雨の恐れがあります。急な強い雨や、落雷、竜巻などの激しい突風に注意が必要です。また、今夜のはじめ頃にかけて、日本海側では高潮に厳重に警戒してください。
●明日16日にかけて局地的に激しい雨や雷雨
今日15日の近畿地方は、太平洋高気圧の縁をまわる湿った空気の影響で、夜のはじめ頃から再び大気の状態が非常に不安定になる見込みです。日中は晴れ間も出ますが、所々でにわか雨があるでしょう。雷を伴う所もあり、夜は南部を中心に激しい雨の降る所もある見込みです。黒い雲が近づいてきたら、天気急変の恐れがあるため、頑丈な建物の中に移動するようにしてください。
また、午後は日本海で潮位のピークを迎える見込みです。日本海沿岸部では、今夜のはじめ頃にかけて、高潮に厳重に警戒してください。また、海上は風が強いため、強風や高波にも注意が必要です。
明日16日も天気は変わりやすく、午前中から雨や雷雨の所があるでしょう。南部では、夜は局地的に激しい雨の降る恐れがあります。
今日15日と明日16日の昼間の最高気温は、大体35℃前後で、北部を中心に厳しい暑さになる所があるでしょう。暑さを避けて、ためらわずエアコンを使用するなど、万全の熱中症対策を行ってください。
●17日(木)は再び広い範囲での雨に 南部中心に大雨の恐れも
近畿地方は、17日(木)は湿った空気の流れ込みが強まり、各地とも雨が降りやすくなるでしょう。南の地域では断続的に雨が降り、雨の量が多くなる恐れがあります。警報級の大雨となる恐れもありますので、今後の情報に注意をしてください。
昼間の厳しい暑さは、雨によって幾分抑えられそうです。最高気温は、大阪、神戸、大津などで29℃の予想で、この時季としては低い気温の所もあるでしょう。ただ、熱中症への油断は禁物です。湿気の多い日は、のどの渇きを感じにくいため、水分補給がおろそかになることがあります。引き続き、こまめな水分補給を心がけてください。