starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

道路影響予測 関東甲信~東海はリスク「大」で影響長期化 大雨の影響が広範囲に


台風5号は、明日15日に北海道へ上陸した後、オホーツク海で温帯低気圧に変わる見込みです。ただ、台風が遠ざかってからも広範囲で雨が続き、東海や関東甲信を中心に交通などへの影響が長引くおそれがあります。大雨による災害に注意・警戒するとともに、最新の交通情報をこまめに確認してください。

●台風が通過後も油断厳禁 17日(木)頃まで雨が続く

台風5号は、東日本から北日本の太平洋側を北上しています。台風は明日15日に北海道へ上陸した後、オホーツク海で温帯低気圧に変わる見込みです。その後は足早に日本列島から遠ざかりますが、元熱帯低気圧がもたらす非常に暖湿な空気や、太平洋高気圧の縁をまわる湿った空気の流入により、17日(木)頃にかけては、太平洋側を中心に雨の降りやすい状況が続くでしょう。

このため、今夜は関東甲信や東海、四国で道路影響リスクが大きいほか、明日15日はより広い範囲に影響が及ぶ見込みです。その後も、関東甲信や東海を中心に影響が長期化し、リスクの大きい所があるでしょう。

●東海で72時間雨量500ミリ超えのおそれ 線状降水帯も

西日本ではこれから明日15日、東日本では17日(木)頃にかけて断続的に雨が降り、カミナリを伴って滝のような非常に激しい雨の降る所がある見込みです。東海では今後72時間の雨量が500ミリを超えるおそれがあり、大雨による災害に警戒が必要です。

今後予想される雨量(いずれも多い所)
○14日(月)18時~15日(火)18時
東海地方  250ミリ
甲信地方  200ミリ
関東地方  180ミリ
近畿地方  150ミリ
北海道地方 120ミリ
東北地方  80ミリ
中国地方  80ミリ
四国地方  80ミリ
伊豆諸島  80ミリ

○15日(火)18時~16日(水)18時
関東地方  150ミリ
東海地方  150ミリ
伊豆諸島  120ミリ
甲信地方  80ミリ

○16日(水)18時~17日(木)18時
東海地方  200ミリ

なお、今夜から15日(火)の昼前にかけて、東海地方(岐阜県、静岡県、愛知県、三重県)の4県では線状降水帯が発生し、大雨災害発生の危険度が急激に高まるおそれがあります。線状降水帯が夜間に発生した場合、屋外へ避難する方が危険になる可能性がありますので、垂直避難も視野に入れておきましょう。

●線状降水帯発生時にとるべき行動とは

自治体からの避難に関する情報を確認のうえ、早めの安全確保を心がけましょう。すでに避難することが危険な場合、家の中の、崖や川から離れたできるだけ高い所で身を守るようにしてください。(ただし、土石流が想定される箇所においては、危険な区域の外へ退避する、もしくは堅牢な建物の高層階に避難することが基本です。)

なお、土砂災害は、雨が弱まったり、止んだりした後でも、発生する場合があります。土砂災害の前兆は、斜面のひび割れ、異様な音・におい、湧き水が止まる、濁った水が噴き出すなどです。このような前兆を見つけた時には、すぐに、斜面から離れてください。

また、河川の増水・氾濫も大雨のピークが過ぎた後に発生する場合があります。雨が弱まっても川には絶対に近づかないでください。

●土砂災害の前触れは

大雨によって土砂災害が発生する時には、前触れとなる現象があります。いざという時のために、ぜひ覚えておいてください。

1つめは、がけや地面にひび割れができることです。
2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。

そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.