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この先1か月も気温が平年より高い北海道 いよいよ夏本番の暑さへ


今日10日、札幌管区気象台から最新の1か月予報が発表されました。道内のこの先1か月の気温は平年より高く、降水量はほぼ平年並みの見込みです。また、日照時間は太平洋側とオホーツク海側で平年並みか多く、日本海側はほぼ平年並みでしょう。6月から7月上旬にかけて、厳しい暑さの日が多くなっていますが、この先も北海道らしくない暑さとなることがありそうです。熱中症などに十分注意して下さい。

●1週目(7月12日~7月18日)週末から内陸を中心に暑さが戻る

明日11日から14日月曜日にかけては全般に晴れ間や日差しがある見込みです。次に道内の広い範囲で雨が降るのは、15日火曜日となるでしょう。太平洋側を中心に雨脚の強まる恐れもあるため、最新の気象情報に注意して下さい。16日水曜日以降も曇りや雨の日が多く、来週は日差しが少ない一週間となるでしょう。

今日10日午後3時までの最高気温は、平年並みか、道東方面で平年より3度ほど低い所が多くなっています。明日の最高気温は全般に平年並みで、広く22℃~23℃前後の見込みです。内陸を中心とした厳しい暑さは、今日に引き続き落ち着く所が多くなるでしょう。しかし、12日土曜日以降は平年より5度ほど高い日が多くなり、全般に沿岸で25度くらい、内陸は30度前後の見込みです。月曜日頃までは日差しのもとで暑くなり、火曜日以降は湿度が高く、蒸し暑くなりそうです。体調管理には十分に注意して下さい。

●2週目(7月19日~7月25日)低気圧や前線の影響を受け、大雨となる恐れも

2週目の北海道の気温も、平年より高い見込みです。天気は数日の周期で変わりますが、オホーツク海側と太平洋側では高気圧に覆われやすいため、平年に比べて、曇りの日が少ないでしょう。

昨年2024年、7月23日から24日にかけて、前線を伴った低気圧が北海道付近を通過し、この影響で日本海側北部を中心に大雨となった所がありました。24日に観測した日降水量としては、上川地方の旭川市江丹別で180.5ミリ、比布で165.5ミリと、ともに統計開始以来、年間を通して最も多い日降水量を観測しました。
2週目は日本海側を中心に低気圧や前線の影響を受けて、雨の量が多くなる可能性があります。本格的な雨のシーズンを迎え、昨年のように局地的な大雨となると、道路や田畑の冠水や、河川氾濫の発生、電車の運休など日常生活に影響の及ぶ恐れがあります。万が一の時のために、普段から大雨への備えを行っておきましょう。夏の暑さの中での災害を想定して、冷却グッズなども備えておくとより安心です。

●3~4週目(7月26日~8月8日)7月下旬から8月上旬は1年の中で最も暑い時季

3~4週目の道内も天気は数日の周期で変わり、気温はオホーツク海側で平年並みか高く、日本海側と太平洋側は平年より高い見込みです。

7月上旬の道内は、記録的な気温の高さとなった所がありました。札幌は7月に入ってから今日までに、6回も真夏日となり、7月上旬の真夏日日数としては、統計史上最も多くなりました。帯広では7月7日に36.8℃、7月8日に36.2℃を観測し、2017年以来8年ぶりに7月上旬に2日連続して猛暑日となりました。

もうすでに厳しい暑さの日が多いですが、最高気温の平年値でいうと、札幌や旭川、帯広などでは7月下旬から8月上旬にかけてが1年の中で最も高くなっており、これからが夏本番の暑さとなります。こまめな水分、塩分補給を行うなど熱中症対策を意識するようにして下さい。体調が悪い時には無理をせず休息をとったり、バランスのよい食事を心がけるなど生活習慣を整えておくことも大切です。

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