今日28日(土)は広く高気圧に覆われて、昨日27日(金)に梅雨明けした九州から近畿は夏空が広がり、北陸から北海道も広く日差しが届く見込みです。30℃以上の真夏日が続出し、関東から九州にかけては35℃以上の猛暑日になる所もありそうです。
●西日本・東日本は強烈な日差し 北日本は不安定解消
今日28日(土)は沖縄はおおむね晴れるものの、局地的に雷雨となり、激しく降ることもあるでしょう。九州も日差しが届きますが、夕方以降は、宮崎県で雨や雷雨の所がありそうです。中国、四国、近畿は安定した晴れの天気が続くでしょう。東海も青空が広がりますが、午後は静岡県の山沿いを中心に天気の急変に注意が必要です。屋外レジャーなどは、空模様の変化にお気を付けください。
関東と北陸は朝晩は多少雲が広がりますが、日中は晴れて、強い日差しが照り付けるでしょう。東北と北海道は、昨日27日(金)のような不安定な天気は解消し、各地で日差しが届きそうです。全国的に紫外線が強いでしょう。お出かけの際は短時間の外出でも注意が必要です。
●まるで真夏のような暑さ 熱中症に警戒
今日28日(土)は全国的に真夏のような暑さが続きます。特に関東から九州にかけては、強い日射の下、午前中から気温がグングン上がるでしょう。30℃以上の真夏日が続出し、内陸では35℃以上の猛暑日になる所もある見込みです。東京都心の最高気温は34℃で猛暑日に迫る暑さとなりそうです。もし予想以上に気温が上がり、35℃を上回れば、今年初めての猛暑日になるかもしれません。
また、熱中症警戒アラートが、広島県や熊本県、鹿児島県(奄美地方を除く)、沖縄県(本島地方、八重山地方)に発表されています。西日本を中心に湿度も高く、熱中症のリスクが高まります。エアコンを適切に使用し、長い外出をなるべく控えて、無理のないようにお過ごしください。今日28日(土)は車でのお出かけも多くなるでしょう。車の中での熱中症にも注意・警戒です。
●車内温度が高い時の、効率的な下げ方
車内温度が55℃と高温になった駐車車両の車内温度を下げるための方法を複数試したところ、最も早く温度が下がったのは「窓を全開にして車のエアコン(オート)を外気導入、温度設定をLo(最低)にして走行し、2分後に窓を閉め、エアコンを内気循環にして3分間走行する方法」でした。この方法では5分後の車内温度が28℃になりました。
上の画像のように、窓を全開にしてエアコンを外気導入にして走り出し、車内の熱気を出したら窓を閉め、内気循環にして冷やすことが最も効率的に車内を涼しくする方法と考えられます。
