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岐阜県は大雨で災害のリスク大 土砂災害に厳重警戒 東海は24日まで大雨に警戒


岐阜県高山市では、記録的な大雨が降り、土砂災害の危険が高まっています。13時20分時点で、船山では148.5ミリの降水量、丹生川では147.5ミリ、高山市では144.5ミリ、栃尾では119.0ミリと、観測史上の最高値を更新しました。大雨の影響で地盤が緩み、土砂災害や停電が発生している地域があります。24日まで雨が続く予報で、引き続き警戒が必要です。激しい雨や竜巻の恐れがあり、低い土地の浸水、河川の増水、雷、ひょうにも注意が必要です。土砂災害の前兆として、がけのひび割れ、水の濁り、落ちる小石等が報告されています。安全確保と早めの避難を心がけてください。25日は一時的な晴れ間が予想されていますが、26日から再び雨が降りやすくなる見込みです。

先週の強い日差しと猛暑から一転、今日23日は、岐阜県を中心に大雨となっています。高山市では、命に危険を及ぼす土砂災害がいつ発生してもおかしくない危険な状況となっている地域があります。厳重に警戒してください。また、東海地方では、一部で交通への影響が出たり、停電が発生しています。最新の気象情報や周囲の状況を、こまめに確認するようにしましょう。

●今日23日の東海は岐阜県では記録的な大雨

今日23日は、本州付近に停滞する梅雨前線や暖かく湿った空気の影響で、大気の状態が非常に不安定となっています。岐阜県を中心に活発な雨雲がかかり続け、岐阜県では、予想を上回る大雨となっています。土砂災害に厳重に警戒してください。

【今日23日 6時間降水量 13時20分現在】
岐阜県高山市(船山) :148.5ミリ(13時20分まで)6月の1位の値を更新
岐阜県高山市(丹生川):147.5ミリ(9時50分まで)1年を通して観測史上1位の値を更新
岐阜県高山市    :144.5ミリ(9時30分まで)6月の1位の値を更新
岐阜県高山市(栃尾) :119.0ミリ(11時20分まで)1年を通して観測史上1位の値を更新

短い時間に大量の雨が降り、地盤は緩んでいます。急な崖や斜面など、危険な場所には近づかないようにしてください。また、岐阜県では停電が発生している地域があります。停電が発生すると、エアコンなどが使えなくなり、熱中症のリスクが高まります。できる限りの暑さ対策をするようにしてください。

●明日24日にかけて大雨に警戒 雨はいつまで降る?

明日24日にかけて、梅雨前線は本州付近に停滞する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気の流れ込みが続き、前線の活動が活発な状態が続くでしょう。局地的に雷を伴ってバケツをひっくり返したような激しい雨や、滝のような非常に激しい雨が降る恐れがあります。引き続き、低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害に警戒してください。また、竜巻などの激しい突風、落雷、ひょうにも注意してください。発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

明日24日は、昼過ぎまで雨の降る所が多いでしょう。夕方から夜は、段々と雨の範囲は狭くなりそうです。

●土砂災害の前触れは

大雨によって土砂災害が発生する時には、前触れとなる現象があります。いざという時のために、ぜひ覚えておいてください。

1つめは、がけや地面にひび割れができることです。
2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。

そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。

●週間天気 27日(金)まで雨が降りやすい

25日(水)は、東海地方では梅雨の中休みとなり、晴れ間の出る所が多いでしょう。ただ、安定した晴れの天気とはならない見込みです。北上する台風2号は今後、熱帯低気圧に変わる見通しですが、熱帯由来の空気を運ぶでしょう。東海地方では大気の状態が不安定となり、25日(水)午後は、急な強い雨など、天気の急変に注意が必要です。

26日(木)から27日(金)は、再び雨の降る所が多くなるでしょう。熱帯由来の空気や、梅雨前線が本州付近を通過する影響で、局地的な大雨に警戒してください。
28日(土)は、強い日差しが戻り、晴れる時間が長くなりそうです。その後も、晴れる日が続き、厳しい暑さとなるでしょう。

●暑い時期 停電への備え

大雨や暴風により停電が発生する可能性があります。

停電が発生すると、エアコンや扇風機が使えなくなり、室内の気温や湿度が急上昇して、熱中症のリスクが高まります。事前に、冷やしたペットボトル入りの水や麦茶、スポーツ飲料、冷却グッズ(ネッククーラーや保冷剤など)を用意しておくとよいでしょう。クーラーボックスやうちわ、携帯型扇風機もあると役立ちます。衣服は通気性の良い素材や、速乾性に優れた素材のものを選びましょう。

停電になった際は、薄着になってこまめに水分を摂取しつつ、保冷剤や氷、水でぬらしたタオルなどで体を冷やして、体温の上昇を抑え、熱中症を防いでください。

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