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20日明け方に「きぼう」が通過 西・東日本で広く観測チャンス 昼夜問わず暑さ注意


明日20日明け方、国際宇宙ステーション(ISS)が日本上空を通過し、「きぼう」が観測できる絶好のチャンスです。予報によると、天候は沖縄から近畿、北陸まで広く晴れており、観測条件は良好です。ただし、観測位置が限られるため、仙台や秋田、札幌などでは上空高度が低く観測が難しい可能性があります。観測の際は空が開けた場所で行うと良いでしょう。熱帯夜が続くため、観測前に涼しい環境で水分補給をおすすめします。ISSを見るためには、晴れた夜に自分の上空を通過し、ISSが太陽光を反射していることが重要です。

明日20日明け方には、日本の上空を「きぼう」のある国際宇宙ステーション(ISS)が通過します。明日20日にかけても広く晴れて、観測のチャンスとなるでしょう。今日19日日中は危険な暑さになる所もあり、明日20日朝にかけても気温が下がりにくい見込みです。観測のポイントをまとめました。

●明日20日明け方は日本の上空を「きぼう」が通過

明日20日明け方は日本の上空を「きぼう」/国際宇宙ステーション(ISS)が通過します。
国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設された実験施設で、「きぼう」とは、その中の日本実験棟の名前です。ISSはサッカー場くらいの大きさで、1周およそ90分というスピードで、地球の周りを回っていて、条件が揃えば地上から肉眼で見ることができます。

明日20日は午前3時48分頃から見え始め、西日本や東日本を通過したあと、東北南部から三陸沖を進む見込みです。見えやすい場所は沖縄、九州から関東にかけてです。

上の図は、「きぼう」が見え始める時刻と最大仰角(最接近)となる時刻の方角です。
沖縄、福岡、広島、大阪、金沢、東京はいずれも「◎」でよく見える可能性が高いでしょう。
仙台、秋田、札幌は高度が低く、残念ながら見るのは難しくなりそうです。

観測をする際は、できるだけ空が開けた場所で行うようにしましょう。

●「きぼう」が通過する時間帯の天気は?

明日20日午前3時~4時頃の天気は、沖縄、九州から近畿、北陸にかけて広く晴れて、「きぼう」が見られる可能性が高いでしょう。東海や関東は局地的に雲がかかりますが、観測のチャンスはありそうです。

まるで真夏のような暑さが続いていますが、夜間も気温が下がりにくく、西日本は夜間も気温が25℃を下回らない熱帯夜になる所もありそうです。時間帯に関わらず、熱中症になることがあります。観測の前には涼しい環境で水分補給を行うように心がけましょう。

●「きぼう」が見える条件

国際宇宙ステーション(ISS)が地上から見られる条件は以下の3つです。
① 晴れていること
ISSは雲より高い宇宙空間を飛んでいるので、曇っていると地上からは見えません。

② 自分の上空をISSが通過すること
ISSは同じ軌道を回っていますが、地球が自転によって回転しているため、ISSが通過する位置は変化しています。自分の上空付近をISSが通過するタイミングで見ることができます。

③ 自分のいる場所は夜で、ISSが昼であること
ISSは自分で光っているわけではなく、太陽の光を反射して明るく輝きます。ISSが地上から見えるためには、ISSには太陽の光が当たっており、地上は夜となっていなければいけません。上の図のように、ISSは地上400km上空にあるため、地上の日が落ちてからしばらくの間は太陽に照らされています。同様に、地上の日の出よりも先に上空の ISS には太陽の光が当たります。日の出前や日の入り後の約 2 時間は、地上は夜ですが400km上空はまだ昼の状態で、この時間帯に ISSが自分の上空付近を通過した時にISSを見ることができます。

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