
今日22日(木)、気象庁は沖縄地方が「梅雨入りしたとみられる」と発表しました。平年より12日遅く長雨の季節に突入。梅雨入りが九州南部→奄美→沖縄の順となるのは1951年の統計開始以来初めてのことです。
●沖縄地方 平年より12日遅くようやく梅雨入り 九州南部→奄美→沖縄の順は史上初
気象庁は、今日22日(木)、沖縄地方が「梅雨入りしたとみられる」と発表しました。平年より12日遅い梅雨入りです。今年も長雨の季節が始まりました。
今年は5月16日(金)に九州南部が沖縄や奄美より先に全国のトップをきって「梅雨入り」となりました。1951年の統計開始以来、九州南部が全国トップの梅雨入りとなるのは初めての事です。
19日(月)には奄美で梅雨入りとなり、今日22日(木)は沖縄でようやく梅雨入りとなりました。
梅雨入りが九州南部→奄美→沖縄の順となるのは、1951年の統計開始以来初めてのことです。
※梅雨は季節現象であり、梅雨の入り明けには、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。なお、この梅雨入りの発表は速報値です。秋に再検討され、見直されることがあります。
●沖縄地方 長雨の季節到来
今日22日(木)の沖縄は、沖縄本島地方を中心に雨が降り、局地的に雷雨や激しい雨となりそうです。警報級の大雨となるおそれがあり、土砂災害や低い土地の浸水などに十分注意が必要です。明日23日(金)以降、梅雨前線は沖縄から本州の南岸付近に停滞する見込みです。前線が離れたタイミングでは晴れ間の出る日もありますが、沖縄は曇りや雨のぐずついた天気が多いでしょう。
雨雲のもととなる暖かく湿った空気が前線に向かって流れ込むと、梅雨入り早々にも大雨となることがありますので、十分ご注意ください。
なお、沖縄地方の梅雨明けの平年は6月21日ごろです。