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今日14日 東~西日本で空気乾燥 福岡など記録的な最小湿度に 花粉や火の元に注意


今日14日、関東、中国地方、九州北部で空気が乾燥しており、特に福岡では最小湿度が観測史上1位の9%を記録しています。この乾燥した空気は花粉の飛散を加速させるため、花粉症の対策が必要です。また、乾燥と強風が重なる春は火災が発生しやすく、特に山火事への注意が呼びかけられています。火を使う際は消火準備を万全にし、乾燥した日や風の強い日は焚火を避け、喫煙の際も適切な処理を心がけることが重要です。

今日14日(金)は、関東や中国地方、九州北部などの晴れている地域を中心に空気の乾燥が進んでいます。福岡で、最小湿度が観測史上1位の9%(午後2時40分まで)になるなど、記録的な低さになっている所もあります。空気が乾燥すると花粉が飛びやすくなるため対策を強化するとともに、火の元、火の取り扱いにもご注意ください。

●空気乾燥 記録的に低い湿度の所も

今日14日(金)は、関東や中国地方、九州北部などの晴れている地域を中心に空気の乾燥が進んでいます。福岡では、午後2時40分までの最小湿度が9%となっており、観測史上1位の記録的な低さとなっています。庄原市高野(広島)では、最小湿度が5%(午後2時40分まで)で、本州では今年最小です。東京都心の最小湿度13%(午後2時40分まで)は、令和になってから2021年4月22日の10%に次ぐ2番目に低い記録です。

●乾燥する日は花粉に注意

湿度が高いと、花粉が湿気を吸って重くなるため、遠くまで飛びにくくなりますが、空気が乾燥する日は都市部から離れた森林からも花粉が飛んできやすくなるため、いっそう注意が必要です。花粉症の方は、毎日の天気予報をチェックして、花粉に備えてください。

●火の取り扱いにも注意

春は、空気が乾燥したり、強い風が吹きやすかったりすることに加え、枯葉や枯草が多いため、山火事が発生しやすい時期です。山火事を防ぐためには、次の4つのことが重要です。

① キャンプやピクニックなど、屋外で火を使う場合は、消火用の水などを準備し、その場を離れないようにしましょう。火を使った後は、確実に消火するのを忘れないでください。
② 空気が乾燥している日や、強い風が吹いている日は、焚火をするのはやめましょう。枯葉や枯草のある場所は、周囲に火が燃え広がるおそれがありますので、焚火をするのは絶対にやめてください。
③ たばこは指定された場所で、喫煙してください。喫煙が済んだたばこは火をしっかり消して、吸い殻の投げ捨てはやめましょう。できる限り、携帯用灰皿を使うのが、おすすめです。
④ 火遊びも、山火事を引き起こすことがあります。ほんの小さな火が、思わぬ山火事につながるおそれがありますので、火遊びは絶対にやめましょう。

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