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花粉情報 明日3日と明後日4日は小休憩 今週後半は再びスギ花粉が大量飛散


今週初めの3日と4日は、前線や低気圧の影響で全国的に天気が悪くなるため、花粉の飛散は通常より抑えられる見込みです。しかし、後半から天気が回復し、特に晴れ間が増える福岡や広島、東京などではスギ花粉の大量飛散が予想されています。花粉が飛びやすい条件として、晴れて気温が高い日、空気が乾燥し風が強い日、雨の翌日以降に気をつける必要があります。東京都では2月末時点で飛散量が予想の2%程度ですが、3月以降の急増が予想されるため、注意が必要です。花粉症対策をしっかり行い、天気予報を確認しながら日常生活を送ることをお勧めします。

明日3日と明後日4日は、全国的に天気が崩れるため、花粉の飛散は全国的に「やや多い」か「少ない」見込みです。ただ、油断は禁物で晴れてくる週の後半は再びスギ花粉が大量に飛散する見込みです。花粉対策は万全にしてお過ごしください。

●今週後半はスギ花粉が大量飛散

明日3日(月)と明後日4日(火)は、前線や低気圧の影響で西~東日本を中心に雨や雪が降るでしょう。そのため、花粉の飛散も抑えられそうです。「少ない」所が多くなりますが、大阪では「やや多い」予想です。スギ花粉の飛散のピークを迎えている所も多くなってきていますので、天気が崩れても花粉は飛ぶ見込みです。症状が出やすい方は、油断せずに対策をしましょう。

5日以降は、西から天気が回復し、晴れ間が出る所が徐々に多くなりそうです。5日は福岡で「非常に多い」、広島で「多い」予想です。6日になると東京でも「多い」予想となります。雨上がりは花粉が飛びやすい条件でもあるため、一層注意が必要となります。

●東京はまだ飛散予想の2パーセントしか飛んでいない

東京都アレルギー情報navi.によると、今年2月末(2月27日時点)での花粉の飛散量は予想飛散量に対して2%ほどしかまだ飛んでいません。最近の同時期のデータと比べると2024年と2021年が全体の30%ほど飛んでいて、2023年が約10%飛んでいました。今年のように2月の気温が低かった2022年が約1%でした。この年も3月に入ると爆発的に花粉の飛散が増えていますので、今年もこれから特に注意が必要となります。

●花粉が飛びやすい条件

花粉が飛びやすい条件には、大きく3つあります。

① 「晴れて気温が高い日」
スギの雄花は気温が上がると花が開きやすくなります。さらに、晴れて気温が高い日は、上昇気流が発生しやすく、花粉が舞い上がりやすくなります。

② 「空気が乾燥して風が強い日」
湿度が高いと、花粉が湿気を吸って重くなるため、遠くまで飛びにくくなります。一方、空気が乾燥して風が強い日は、都市部から離れた森林からも花粉が飛んできやすくなるため、いっそう注意が必要です。

③ 「雨の翌日以降や気温の高い日が2~3日続いた後」
雨の翌日以降は、雨の日に飛散しなかった分と、その日に飛散する分が重なって、より多くの花粉が飛びやすくなります。さらに、雨で地面に落ちた花粉が舞い上がることもあり、いっそう飛散量が多くなるといわれます。また、気温の高い日が2~3日続いた後も花粉がより多く飛びやすくなります。

花粉症の方は、毎日の天気予報をチェックして、花粉に備えてください。

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