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花粉 2日は東京「極めて多い」 雨の西日本も油断せず対策を ピークいつまで


スギ花粉の飛散がピークを迎えており、特に東京では「極めて多い」水準に達しています。花粉症の方はマスクなどの対策が必要です。名古屋や高知、鹿児島でも「非常に多い」飛散が予想されますが、雨が降る地域でも油断せずに対策を取ることが重要です。3日から冷たい雨や雪により、一時的に花粉の飛散量が減少する見込みですが、福岡や高知では5日には再度「非常に多い」レベルになります。また、6日以降、東日本での飛散が増加するでしょう。スギ花粉のピークは地域によって異なり、東京や仙台では3月下旬に続く見込みです。また、ヒノキ花粉のピークは3月下旬から4月上旬です。室内の換気時には窓を少しだけ開けて対策を取りましょう。

スギ花粉の飛散が広くピークを迎えています。今日2日(日)は東京では最も多いランクの「極めて多い」飛散となる予想です。花粉症の方はマスクなどで万全な対策をなさってください。名古屋や高知、鹿児島でも「非常に多い」飛散となるでしょう。西日本を中心に雨が降りますが、油断せずに対策を。

●今日2日(日) 東京で「極めて多い」レベル

今日2日(日)は関東では日中は晴れ間がでて、春本番の暖かさが続くでしょう。東京の花粉は最も多いランクの「極めて多い」飛散となる見込みです。花粉症の方は万全な対策をなさってください。

前線が西から延びており、九州から近畿、北陸は日本海側を中心に雨が降ったりやんだりするでしょう。東海も所々で雨が降りそうです。雨が降ると花粉の飛散量は抑えられますが、太平洋側を中心に雨の止み間がありそうです。季節先取りの暖かさも続くため、花粉の飛散量は、鹿児島や高知、名古屋で「非常に多い」、大阪で「多い」、福岡で「やや多い」レベルでしょう。雨でも油断せずに対策をなさってください。

●3日(月)から冷たい雨や雪で花粉の飛散量は減少

3日(月)から5日(水)にかけては前線が本州付近に延び、前線上の低気圧が本州の南岸沿いを進むでしょう。九州から東海にかけては冷たい雨、関東や東北では雪が降る所もありそうです。厳しい寒さも戻るため、花粉の飛散量は抑えられるでしょう。ただ、福岡や高知では5日(水)は天気が回復に向かい「非常に多い」飛散となりそうです。

6日(木)以降は東日本でも飛散が再び増えて、静岡では「非常に多い」や「多い」飛散となるでしょう。東京も「多い」レベルとなりそうです。

●ピークはいつまで続く?

スギ花粉のピークの期間は10日間から1か月ほど続く見込みです。福岡や広島では3月上旬にかけて、高松や大阪、名古屋、金沢では3月中旬にかけてピークとなるでしょう。東京や仙台は3月下旬にかけてピークが続く見通しです。

また、ヒノキ花粉のピークは3月下旬から4月上旬で、期間は5日間から2週間ほど続くでしょう。

風が強く吹く日や、急に暖かくなる日には、花粉の飛散が極めて多くなり、1cm2あたり100個以上観測される日がありそうです。花粉情報や気象情報を確認して、万全な対策を心がけましょう。

●帰宅後の花粉対策

外出から帰ってきたら、うがいをしましょう。また、洗顔をして花粉を落とすとよいでしょう。髪の毛にも花粉が付着するのでしっかりとシャンプーをするのも効果的です。
花粉飛散シーズンに窓を全開にして換気すると大量の花粉が室内に流入します。花粉のピーク時に1時間の換気をしたところ、3LDKのマンション一戸で、およそ1000万個もの花粉が屋内に流入したとの実験結果もあります。感染症対策として、換気をする機会も多いかと思いますが、窓を開ける幅を10センチ程度にして、レースのカーテンをすることで、部屋の中に入ってくる花粉の数を、全開にした時と比べておよそ4分の1に減らすことができるという実験結果もあります。窓を開ける幅は少しでも構いませんので、なるべく換気しながら花粉を防ぎましょう。
なお、床やカーテンなどに花粉が多数付着している可能性がありますので、こまめに掃除をし、カーテンは定期的に洗濯をするとよいでしょう。

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