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近畿地方では、明日23日(日)から明後日24日(月・振替休日)にかけて、大雪や強風などによる道路への影響が出る所があるでしょう。特に24日は、大阪や京都で大きな影響が出る可能性があります。今後の情報に注意をしてください。
●23日から24日 広い範囲で雪 沿岸部を中心に風が強く吹く所も
近畿地方では、明日23日(日)から明後日24日(月・振替休日)にかけて、雪の降る所が多いでしょう。
特に、24日の午前中は広く雪が降り、普段は雪があまり積もらない中部と南部の平地でも積雪となる可能性があります。
沿岸部を中心に風の強い状態が続き、気温は平年より低いため、朝晩を中心に路面が凍結する可能性もあります。
北部や山沿いだけでなく、市街地でも、積雪や路面凍結による交通障害に注意が必要です。
また、雪が積もらずに済む所でも、沿岸部を中心に風による速度規制が出る可能性があります。
外出を計画されている方は、最新の交通情報に注意をして、時間にゆとりを持ってお出かけください。
●冬道の運転 注意するキーワードは「ふゆとじこ」
この時期、車を運転する際に、気をつけていただきたいポイントは、5つあります。
(1)冬道装備をしっかりと行いましょう。早めに冬用タイヤに取り換えたり、タイヤチェーンを用意したりしましょう。雪道運転は、バッテリーが上がりやすくなります。遠出をする際は、予備のウォッシャー液やバッテリーを確認するなど、事前の点検も忘れないでください。
(2)ゆっくりと、慎重に運転しましょう。雨や雪が降った後に、気温が低いと、普段、慣れている道でも、思わぬ所が凍結している可能性があります。また、雪のない所でも、道路が黒っぽく見えたら、凍結している恐れがありますので、油断しないでください。
(3) 時には、迂回や出控えることも、選択肢の一つです。ドライブプランなどを、一時的に変更するのも良いでしょう。
(4) 時間に余裕をもって、出発しましょう。慌てると、凍結した道路でも、ついスピードが出てしまい、事故につながってしまいます。
(5) こまめに天気や道路情報を確認しましょう。天気予報が、急に「晴れ」から「雪」に変わるかもしれません。雪が降ると、道路が通行止めになることもあります。
5つのポイントの頭文字を並べて、「ふゆとじこ」と覚えてください。
●強風時の運転で注意が必要な場所
車を運転して移動する場合、強風の中では、ハンドルを取られる危険性があります。特に風が強いのは、次のような所ですので、注意が必要です。
①「山間部の谷間」「山の切り通し」狭い所を風が通過するなど、地形の効果で、風が強まります。
②「橋の上」「海岸沿い」まわりに遮るものがないので、横風が強まります。
③「トンネルの出入り口」トンネル内は横風の影響はほとんどありませんが、トンネルを出ると、急に横風を受ける可能性があります。
強風の中では、運転を控えるか、しっかりハンドルを握って、運転してください。万が一、横風を受けた場合でも、慌ててハンドルを切らないようにしましょう。