
北海道付近は冬型の気圧配置で、日本海側やオホーツク海側を中心に雪の降っている所があります。石狩湾周辺を中心に雪の降り方が強まっており、この雪の影響で正午現在、札幌市には大雪警報が発表されています。
●札幌市内で今季一番の積雪 大雪警報も
石狩湾周辺の地域では時折強い雪の降り方となっており、石狩地方の札幌市小金湯では午前10時までの12時間で降った雪の量が46センチとなりました。1982年からの統計史上2月としては最も多い12時間降雪量で、正午時点の積雪は130センチと、今季最も多くなっています。明日(20日)にかけても石狩湾周辺を中心に雪が強まり、局地的な大雪となる恐れがあります。
●石狩湾周辺は明日(20日)にかけても雪が強まる 局地的な大雪の恐れ
今日これから明日(20日)にかけて日本海側では雪の降る所が多く、知床半島周辺の地域でも断続的に雪が降りそうです。特に雪の中心となるのは石狩や後志地方で、札幌管区気象台から発表された情報によると明日(20日)午前9時までの24時間で降る雪の量は、いずれも多い所で石狩地方50センチ、後志地方40センチ、空知地方30センチの見込みです。
札幌も断続的に雪が降るでしょう。時折降り方が強まり、西区や手稲区、南区を中心に雪の量が多くなることもありそうです。局地的な大雪で交通障害の発生する恐れがあるため、最新の気象情報や交通情報に注意して下さい。また、道路が渋滞したり、除雪作業が必要となることもあるため、なるべく余裕をもった行動を心がけるようにしましょう。