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2月前半は冬へ逆戻り 強烈な「立春寒波」が影響 2月後半から春の陽気か 1か月


気象庁は2月前半の予報を発表し、東日本、西日本、沖縄・奄美で気温が平年より低くなると予測しています。また、日本海側では雪や雨が多くなる見込みです。2月後半には北日本や東日本で気温が平年並みか高くなり、春の訪れを感じられる日が増える可能性があります。来週は、寒波の影響で寒さが続きますので、体調管理や農作物の管理に注意が必要です。日本海側では大雪が予想され、除雪作業には十分な注意が求められます。

今日30日、気象庁はこの先の1か月予報を発表。2月前半は東日本、西日本、沖縄・奄美で気温が平年より低く、冬へ逆戻り。また、日本海側は平年に比べて雪や雨が多い見込み。一転して、2月後半は、北日本や東日本は気温が平年並みか高く、春の訪れを感じられる日が増えそう。

●数値予報モデルによる予測結果

今日30日、気象庁はこの先の1か月予報を発表しました。

1か月平均の海面気圧(左図)は、カムチャツカ半島付近で低気圧が強い一方、シベリア高気圧が強く東シナ海まで張り出し、日本付近は期間前半を中心に冬型の気圧配置が強まるでしょう。

上空約1500mの気温(右図)は、東・西日本と沖縄・奄美は平年より低い領域に覆われ、期間前半を中心に寒気の影響を受けやすくなる見込みです。

●2月前半 「立春寒波」の影響が長続き

来週3日(月)には二十四節気の「立春」を迎えますが、暦とは裏腹に冬のような寒さや天気が続くでしょう。

2月前半は、冬型の気圧配置が続き、寒気の影響を受けやすいことから、日本海側は雪や雨、太平洋側は乾燥した晴れと、冬のような天気分布となる日が多くなりそうです。
降水量は、北日本や東日本、西日本の日本海側ではいずれも「平年並みか多い」でしょう。雨や湿った雪が降ると、雪の多い地域ではなだれや落雪などの事故も発生しやすくなるため、注意が必要です。

太平洋側の降水量は「平年並み」でしょう。関東甲信や東海など太平洋側は、南岸低気圧の影響を受けやすいシーズンです。まとまった雨になったり、寒気が強い場合は、大雪になったりすることも考えられます。

来週2日は、南岸低気圧の影響を受けて、関東は雨や雪が降る見込みです。今のところ、都心は雪が降ったとしても一時的となりそうです。最新の情報には十分注意し、雪が予想される際には、早めの備えを行ってください。

気温は1か月を通してみると、西日本と沖縄・奄美で「平年より低く」、東日本は「平年並みか低い」見込みで、冬の寒さが戻るでしょう。北日本は「平年並み」の見込みです。

●来週は広い範囲で「低温」に注意

今日30日、気象庁は東北から沖縄にかけての広い範囲に「低温に関する早期天候情報」を発表しました。
2月5日(水)頃からの5日間平均気温が「かなり低く」なる確率が30%以上となっています。
来週はこの冬最強クラスの寒波が流れ込んで、今季一番の寒さとなる所もあるでしょう。この冬は寒さが長続きすることはなかなかありませんでしたが、来週から真冬の寒さの続く所が多いでしょう。

体調管理はもちろんのこと、寒さに弱い農作物の管理にもご注意ください。また、冷え込みも強まるため、水道管の凍結などにも十分ご注意ください。

●日本海側には「低温」に加えて「大雪」の情報も発表

この先1か月、日本海側の降雪量に注目すると、北日本は「平年並み」ですが、東日本、西日本では「平年並みか多い」見込みです。

今日30日は気象庁から、「低温に関する早期天候情報」だけでなく、東北から山陰にかけての日本海側を対象に「大雪に関する早期天候情報」も同時に発表されました。

5日(水)頃からの5日間降雪量が「かなり多く」なる確率が30%以上と見込まれる場合に発表されるもので、降雪量がかなり多くなる可能性があります。

3日(月)「立春」以降、日本の上空にはしばらく強烈な寒波が居座り、2月中ごろにかけて強弱を繰り返しながら寒気の影響を受ける見込みです。
すでに、東北の日本海側や北陸付近では山沿いを中心に平年を上回る積雪となっていますが、さらに積雪が増えるでしょう。除雪が追い付かないような雪の降り方になる所もありそうです。雪の事故には十分注意し、除雪の際には安全確認を万全に行ってください。

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