中国地方はこの先、断続的に流れ込む寒気の影響を受けるでしょう。年末にかけては、25日(水)のクリスマスは晴れて、洗濯・掃除日和となるでしょう。ただ、今週末は強い寒気の影響で山地を中心に大雪となり、真冬並みの寒さとなる見込みです。年が明けて2日(木)から再び強い寒気が流れ込み、日本海側を中心に雪や雨が降るでしょう。厳しい寒さとなる見込みです。お出かけの際は気象情報と交通情報をこまめに確認し、家の中ではヒートショックにご注意ください。
●25日(水)クリスマス 日中は晴れて洗濯・掃除日和
今週、中国地方の広い範囲で晴れるのは、25日(水)のクリスマスとなりそうです。
明日24日(水)のクリスマスイブは寒気の影響で日本海側を中心に雨や雪が降り、雷を伴う所がある見込みです。ただ、夜は雨や雪の所は少なくなるでしょう。
25日(木)のクリスマスは、日中は大体晴れて、寒さが和らぐでしょう。洗濯日和、掃除日和となりそうです。
ただ、朝は冷え込みが厳しく、内陸部を中心に氷点下となる見込みです。
また、夜は気圧の谷が近づくため、山口県や島根県西部で雨の降り出す所があるでしょう。
26日(木)の日中は気圧の谷が通過し、夜は次第に寒気が流れ込む見込みです。晴れたりくもったりで、日本海側で雨や雪の降る所があるでしょう。
●27日(金)~28日(土)は日本海側で雪や雨 真冬の寒さ
27日(金)から28日(土)は冬型の気圧配置が強まるでしょう。中国地方の上空1500メートル付近にはマイナス6℃の平地で雪を降らせるレベルの寒気が流れ込む見込みです。
日本海側を中心に雪や雨が降り、山地では大雪となるでしょう。季節風も強まり、真冬並みの寒さとなる見込みです。
29日(日)は寒気の流れ込みが弱まりますが、山陰の東部を中心に雪や雨が降るでしょう。
30日(月)は日本海を進む気圧の谷の影響で、日本海側を中心に雲が広がり、雨の降る所がある見込みです。
●年始 2日(木)から日本海側で雪や雨に
31日(火)大みそかは、晴れ間が出て寒さが和らぎそうです。1日(水)元日は気圧の谷の影響で日本海側は雲が広がり、雨の降る所があるでしょう。
2日(木)から4日(土)は冬型の気圧配置となり、中国地方の上空に強い寒気が流れ込む見込みです。日本海側を中心に雪や雨が降るでしょう。厳しい寒さとなる見込みです。
初詣やUターンなどで車を運転する際は、こまめに天気予報や交通情報を確認して、計画を立ててください。
●ヒートショックに注意
冬の時期は、暖かい部屋から寒い部屋への移動など、急激な温度の変化によって身体がダメージを受ける「ヒートショック」が発生しやすくなります。ヒートショックを防ぐには、次の4つのポイントを覚えておいてください。
① 脱衣所や浴室は、入浴する前に暖めておきましょう。暖かい部屋から寒い脱衣所や浴室に入り、その後、浴槽につかると、寒暖差で血圧が急激に変化してしまいます。浴室に暖房設備がない場合は、シャワーを使って浴槽に給湯したり、浴槽のお湯が沸いたらよくかき混ぜた後、蓋を取って湯気を充満させたりするのも、効果的です。
② 入浴の際は、お湯の温度は41度以下、時間は10分以内を心がけましょう。入浴する時間帯は、夜遅い時間帯だと冷え込んできますので、早めの時間帯を心がけてください。
③ 浴槽で体を暖めた後は、できるだけゆっくり立ち上がるようにしましょう。手すりがあれば活用し、手すりがない場合でも、浴槽のへりにしっかり手をかけて、立ち上がってください。
④ 食後すぐの入浴や、飲酒後の入浴は、避けましょう。食後に血圧が下がりすぎる食後低血圧によって失神することもありますし、飲酒によっても一時的に血圧が下がります。体調の悪い時も、入浴は避けてください。