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青森県の酸ケ湯 全国で今シーズン初めて積雪1メートル超 7日以降も日本海側は大雪


12月6日金曜日、青森県酸ケ湯で積雪が101センチとなり、全国で今シーズン初めて積雪が1メートルを超えました。低気圧の影響で、日本海側では今後も積雪が増加すると予想されており、大雪や着雪、雪崩、凍結などへの注意が呼びかけられています。また、西日本の山沿いでも雪の心配があり、冬道を運転する際の注意点として、冬用装備の準備や慎重な運転、情報の確認など、特に「ふゆとじこ」の5つを挙げています。

6日(金)23時、青森県の酸ケ湯で、積雪101センチを観測、全国で今シーズン初めて積雪が1メートルを超えました。7日(土)以降も、日本海側では積雪が急増しますので、大雪・電線等への着雪・雪崩・路面の凍結などに、十分お気をつけください。

●青森県の酸ケ湯 全国で今シーズン初 積雪1メートル超

6日(金)は、東北付近を低気圧が通過し、日本海側を中心に、雪や雨が降りました。

青森県の酸ケ湯では、6日(金)1時の積雪が79センチでしたが、雪がどんどん降り積もり、23時には積雪101センチを観測。全国で、今シーズン初めて、積雪1メートルを超えました。

なお、2023~2024年シーズンに、全国で初めて積雪1メートルを超えたのは、12月1日、北海道の幌加内で、最深積雪106センチでした。

●7日(土)以降も 日本海側は積雪急増

日本海側では、7日(土)以降も、広い範囲で雪が降るでしょう。

今回は、北陸を中心に、雪雲がどんどん流れ込むので、青森県の酸ケ湯など北日本だけでなく、東日本でも、積雪が急増しそうです。大雪・電線等への着雪・雪崩・路面の凍結などに、十分な注意が必要です。

また、寒気が強いので、西日本の山沿いでも雪が降るでしょう。峠を越える車は、冬の装備を心がけてください。

●冬道の運転 注意するキーワードは「ふゆとじこ」

この時期、車を運転する際に、気をつけていただきたいポイントは、5つあります。

(1)冬道装備をしっかりと行いましょう。早めに冬用タイヤに取り換えたり、タイヤチェーンを用意したりしましょう。雪道運転は、バッテリーが上がりやすくなります。遠出をする際は、予備のウォッシャー液やバッテリーを確認するなど、事前の点検も忘れないでください。

(2)ゆっくりと、慎重に運転しましょう。雨や雪が降った後に、気温が低いと、普段、慣れている道でも、思わぬ所が凍結している可能性があります。また、雪のない所でも、道路が黒っぽく見えたら、凍結している恐れがありますので、油断しないでください。

(3) 時には、迂回や出控えることも、選択肢の一つです。ドライブプランなどを、一時的に変更するのも良いでしょう。

(4) 時間に余裕をもって、出発しましょう。慌てると、凍結した道路でも、ついスピードが出てしまい、事故につながってしまいます。

(5) こまめに天気や道路情報を確認しましょう。天気予報が、急に「晴れ」から「雪」に変わるかもしれません。雪が降ると、道路が通行止めになることもあります。

5つのポイントの頭文字を並べて、「ふゆとじこ」と覚えてください。

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