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30日(土)まで中国地方は雨や雷雨 風が強く 山地は積雪も 峠越えは車の冬装備を


中国地方では週末にかけて寒気が居座り、特に山地では雪の積もる可能性があります。日本海側の地域を中心に、28日(木)まで大気の状態が非常に不安定になり、雷や竜巻といった突風、急な強い雨が予測されています。車を運転する際は、冬用装備の準備が重要です。特に峠越えをする車両はスタッドレスタイヤやタイヤチェーンを装着し、急ブレーキや急発進を避け、安全運転を心掛ける必要があります。週末の30日には寒さが和らぎ始めますが、12月上旬並みの寒さが続きます。12月1日からは高気圧の影響で瀬戸内側は晴れ間が広がりますが、3日から再び気圧の谷により日本海側を中心に雨が予想され、季節風の影響で寒くなる見込みです。

中国地方には週末にかけて寒気が居座るでしょう。山地では雪の積もる所がり、冬の寒さが続く見込みです。峠越えなどされる際は、車の冬装備が必要です。また、大気の状態が非常に不安定で、落雷や竜巻などの突風、急な強い雨にご注意ください。

●28日(木)にかけて大気の状態が非常に不安定 落雷や竜巻などの突風に注意を

中国地方は、今日27日(水)夜には上空1500m付近にマイナス3℃前後の山で雪が降るレベルの寒気が流れ込む見込みです。さらに上空5500m付近にはマイナス21℃以下の寒気が流れ込むでしょう。
このため、28日(木)にかけて中国地方は大気の状態が非常に不安定になる見込みです。日本海側の地域を中心に雨雲が発達して雷を伴う所があるでしょう。竜巻などの激しい突風や急な強い雨に注意が必要です。

●30日(土)にかけて 冬の寒さ 山地は積雪や路面の凍結に注意を

中国地方は29日(金)にかけて日本海側や西部を中心に断続的に雨が降り、雷を伴う所があるでしょう。山地ではミゾレや雪になる見込みです。車で峠越えなどされる際は、冬用タイヤに代えるなど、車の冬装備を万全にしておいてください。
季節風が強まり冬の寒さとなるため、外出時はマフラーや手袋などで防寒を万全にしてください。

30日(土)は寒気の流れ込みが弱まる見込みです。
このため、雨や雪の降る所は次第に少なくなるでしょう。ただ、最高気温は15℃を超える所はなく、12月上旬から中旬並みの寒さでしょう。

12月1日(日)から2日(月)は高気圧に覆われて、瀬戸内側を中心に晴れる所が多くなるでしょう。寒さが和らぎ、日差しのぬくもりが感じられる見込みです。
3日(火)に日本海を気圧の谷が通過し曇りや雨の天気となったあと、4日(水)からは再び寒気の影響を受け、日本海側を中心に雨が降るでしょう。北寄りの季節風が強まり、再び寒くなる見込みです。

●シーズン最初の雪に備えて 車の冬装備を万全に

シーズン最初の雪は、たとえ雪に慣れている方でも、以下の2つのことに注意が必要です。

(1)必ず、スタッドレスタイヤに交換するか、タイヤチェーンを装着しましょう。スタッドレスタイヤは、溝が十分にあるかどうかを、事前に確認してください。あまり使っていないスタッドレスタイヤでも、時間が経てば、劣化が進みますので、シーズン前に点検が必要です。
(2)たとえ急いでいても、急ブレーキ、急なハンドル操作、急発進、急な車線変更など「急」のつく運転はやめましょう。「急」のつく運転をしてしまうと、車がスリップしやすくなります。車を発進する時や上り坂では、タイヤが空転してしまわないよう、アクセルをじわりと踏み込んでください。下り坂では、エンジンブレーキを基本として、アクセルとブレーキも適度に調整して、速度を落としてください。

山地以外でも凍結の可能性があります。早めに車の冬装備をしておいてください。

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