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季節が急加速する見解も 11月の終わりは西日本は急に初冬らしく 全国的に寒い師走


気象庁の11月14日の1か月予報では、12月半ばにかけて全国的に気温が高めとされていましたが、最新の資料では異なる見解が出てきています。11月末には西回りで寒気が流れ込み、西日本を中心に急に初冬らしくなる可能性があり、12月前半には全国的に師走らしい寒さが予想されています。11月18日から19日には、北日本を中心に雪が降り、全国的に冷たい北風で急に寒くなるため、しっかりとした寒さ対策が必要です。大陸からの強まる寒気の影響で、暖房器具の試運転など冬支度を進めることが勧められています。

気象庁が11月14日に発表した1か月予報では、12月半ばにかけて、日本への寒気の流れ込みは一時的で、期間を通すと、全国的に気温が高めの予想でした。ところが、この予報とは違う見解もでてきています。11月の終わりは西回りで寒気が流れ込む可能性があります。西日本を中心に急に初冬らしくなり、12月前半には、全国的に師走らしい寒さになることも考えられます。

●明日18日~19日 北日本を中心に雪 広く冷たい北風 急に寒くなる

明日18日から明後日19日にかけて、日本付近は西高東低の冬型の気圧配置になり、強い寒気が流れ込むでしょう。北海道や東北では、雪が降り、北陸でも内陸を中心に雪になる見込みです。全国的に北風が吹き、急に寒くなります。しっかりとした寒さ対策が必要です。

●11月の終わりは西回りで寒気流入か 12月前半には師走らしい寒さに

気象庁が11月14日に発表した1か月予報では、12月半ばにかけて、大陸の寒気は弱く、日本への寒気の流れ込みは一時的で、期間を通すと、全国的に気温が高めの予想でした。

ところが、この予想とは違う見解もでてきています。
今のところの最新の資料では、大陸の寒気は、次第に強まる予想です。
一番上の図は、上空5500メートル付近の北半球の大気の流れです。11月25日から12月2日、この期間は、ユーラシア大陸東部から西日本付近は青色のエリアで、平年より高度が低くなることを予想しています。大陸で強まった寒気は、高度が低い方へと流れます。これは、11月の終わりに、日本に西回りで寒気が流れ込む可能性を示唆しており、九州など西日本では、急に初冬らしくなることが考えられます。

12月には、どちらかというと、日本付近に寒気が流れ込みやすい状況になる可能性があります。
これまで遅かった季節の進みですが、12月前半には、寒暖の差がありながらも、全国的に師走らしい寒さになることが考えられます。暖房器具の試運転など、冬支度は済ませておくとよいでしょう。

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