関東では、14日木曜頃まで晴れますが、朝晩と日中の「寒暖差」が大きくなるでしょう。紅葉を楽しむ際は、服装選びに注意が必要です。週末は、南部を中心に雨の降りやすい天気ですが、気温の高い状態は続きそうです。
●12日火曜~14日木曜 晴れるが寒暖差に注意
関東では、11日月曜は、午前中、沿岸部ほど雲が多くなりましたが、午後は広く晴れてきました。
12日火曜~13日水曜も、高気圧に覆われるため、広い範囲で穏やかに晴れるでしょう。14日木曜は、午前中ほど日差しが多くなる見込みです。紅葉が見頃の所では、青空とのコントラストを楽しめそうです。空気が乾いてくるので、洗濯にも良いですし、布団を干しても、ふっくらと気持ち良く仕上がるでしょう。
ただ、注意が必要なのは「寒暖差」です。
最低気温は、10℃前後の所が多いでしょう。水戸や宇都宮では、12日火曜に8℃まで下がる予想です。
一方、最高気温は、20℃前後の日が続く所がほとんどです。東京など、連日、20℃以上の見込みです。昼間は、11月中旬とは思えない陽気でしょう。
そのため、朝晩と日中の気温差は「10℃以上」も開く所もありそうです。暑がりの方や寒がりの方、それぞれですが、出かける時間帯に合わせて、服装を上手に選んでください。
●週末 南部を中心に 傘の出番
ただ、週末は、天気がガラッと変わるでしょう。
関東に「晴れの天気」もたらす高気圧は、15日金曜になると東へ遠ざかり、かわりに、低気圧が近づく予想です。さらに16日土曜~17日日曜も、関東付近は、低気圧や前線が通過しやすくなるでしょう。
そのため、関東では、南部を中心に、雨の降りやすい天気が続きそうです。曇りマークだけの所でも、お出かけには雨具をお持ちになると、安心です。
ただ「雨でも、気温が高い」のが特徴です。
特に、最低気温は平年より5℃以上高く、15℃くらいの所が多い予想です。最高気温は、引き続き20℃くらいでしょう。
今年は、秋がなかなか深まりませんが、この雨の後、来週前半は、寒気が一時的に南下する可能性もあります。暖かさが続いた後で、急に寒くなると、体調を崩しやすくなるおそれがありますので、十分お気をつけください。