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北海道 雨雲・雷雲が発達中 4日月曜午後は東北も不安定 今週は北海道の平地でも雪


4日月曜午後、北海道と東北北部で、大気の不安定から雷や強い雨が発生する見込みです。雷雲のサインとして「真っ黒い雲」、「雷の音」、「冷たい風」に注意し、安全な場所へ避難してください。特に秋田県付近で雷の発生率が高まります。不安定な天気の後は、北海道に1月末並みの寒気が流れ込み、平地でも積雪の可能性があります。雪に慣れている地域でも、初雪には注意が必要で、スタッドレスタイヤの装着や急な運転を避けるなどの対策が重要です。

4日月曜午後は、北海道や東北北部で、雨雲や雷雲が発達するでしょう。不安定な天気の後は、この時期にしては「強い寒気」が南下するので、北海道では山だけでなく、平地でも雪が降り、積雪となる所がありそうです。落雷や突風、急な強い雨の後は、路面の凍結にも、ご注意ください。

●4日月曜午後 北海道だけでなく東北でも 発雷確率アップ

4日月曜は、前線を伴った低気圧が、北海道を通過するでしょう。

そのため、午前中は、北海道で雨のエリアが広がり、局地的に雨雲や雷雲が発達しました。レーダーを見ると、正午現在、北海道の南西部を中心に、活発な雨雲や雷雲が確認できます。北海道檜山地方の石崎では、午前11時59分までに1時間降水量13.5ミリを観測しました。

午後は、北海道だけでなく、東北北部も大気の状態が不安定になるでしょう。積乱雲が発達し、雷の発生する所がありそうです。正午現在、北海道や東北北部の広い範囲に「雷注意報」が発表されています。また、発雷確率を見ますと、特に秋田県付近で、確率が高くなっています。落雷や突風、急な強い雨に注意が必要です。

●雷雲が近づくサイン その時どうする?

外にいる時、雷雲が近づいているかどうか、誰にでも簡単にわかる方法があります。雷雲が近づくサインは3つ。「真っ黒い雲が近づく」「ゴロゴロと雷の音が聞こえる」「急に冷たい風が吹く」です。このような変化を感じたら、まもなく激しい雨が降ったり、雷が鳴ったりする恐れがありますので、すぐに安全な所へ避難してください。

雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。

単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。

●不安定の後 北海道では 平地でも積雪の可能性

そして、この不安定な天気の後は、この時期にしては「強い寒気」が流れ込むでしょう。札幌の上空では、1月下旬(真冬並み)の寒気が予想されています。上空の寒気の底は、6日水曜夜~7日木曜朝になりそうです。

この寒気の影響で、北海道では5日火曜の朝から山で雪が降るでしょう。6日水曜の日中からは、次第に平地でも雪に変わりそうです。特に、気温の低くなる6日水曜の夜~7日木曜の朝は、平地でも積雪が多くなる可能性があります。

普段、雪に慣れている所でも、シーズン最初の雪は、十分お気をつけください。

●シーズン最初の雪 慣れていても注意

冬の時期に雪の多い所に住んでいる方でも、ひと夏を過ぎると、雪道での車の運転感覚を忘れがちです。シーズン最初の雪は、たとえ雪に慣れている方でも、以下の2つのことに注意が必要です。

(1)必ず、スタッドレスタイヤに交換するか、タイヤチェーンを装着しましょう。スタッドレスタイヤは、溝が十分にあるかどうかを、事前に確認してください。あまり使っていないスタッドレスタイヤでも、時間が経てば、劣化が進みますので、シーズン前に点検が必要です。

(2)たとえ急いでいても、急ブレーキ、急なハンドル操作、急発進、急な車線変更など「急」のつく運転はやめましょう。「急」のつく運転をしてしまうと、車がスリップしやすくなります。車を発進する時や上り坂では、タイヤが空転してしまわないよう、アクセルをじわりと踏み込んでください。下り坂では、エンジンブレーキを基本として、アクセルとブレーキも適度に調整して、速度を落としてください。

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