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日本気象協会 第3回「紅葉見頃予想」 見頃は全国的に遅め 11月後半は色づき加速


日本気象協会が発表した紅葉見頃予想によると、全国的に平年よりも遅めの紅葉シーズンが予想されています。10月は高温傾向が続きましたが、11月からは冷え込む日が増えるため、紅葉の色づきが進む見込みです。東北や関東の山間部では既に見頃を迎えており、北海道や東北平野部では平年より少し遅れた見頃が予想されています。北陸や関東の名所では11月下旬から12月中旬、北日本や東日本では11月上旬から中旬にかけてが見頃とされています。西日本でも、平野部は平年並みか遅れ気味ですが、山間部は順調に進むと見られます。

今日31日、日本気象協会は第3回「紅葉見頃予想」を発表。東北や関東では、山間部を中心に紅葉が見頃を迎えています。11月前半は気温は高く推移するため、多くの所で紅葉の色づきはゆっくりとなるでしょう。ただ、11月後半は冷え込みの強まる日が増え、色づきが進みそうです。

●【全国各地の紅葉見頃予想】

今年の紅葉の見頃は、北日本エリアでこれから見頃を迎えるところや東日本では平年より遅い所が多いでしょう。西日本では平年並みか遅くなりそうです。
10月の気温は9月に引き続き全国的に平年より高めの傾向となりましたが、寒気の影響を受けて一時的に冷え込んだ時期もあり、北日本に加え関東の内陸部でも一日の最低気温が0℃未満の冬日となった日がありました。その影響もあり、すでに気象台からカエデの紅葉日の発表があった釧路や旭川、帯広では、平年より遅いものの、いずれも昨年より早い紅葉となっています。また、東北や関東の紅葉の名所でも宮城県の鳴子峡や栃木県の日光など、山間部を中心にすでに見頃を迎えている地点が増えています。

この先、11月にかけても気温は高く推移する見込みで、多くの地点で色づきはゆっくり進むでしょう。それでも、11月3日(日)からの週は北日本を中心に気温が平年並みか低くなる日があり、その後も11月後半には、高温傾向が次第に落ち着き、東・西日本の平野部でも最低気温が1桁台となる日があるでしょう。色づきが進むことに適した条件のそろう日が徐々に多くなりそうです。

●【各地の紅葉見頃予想】

■北日本(北海道・東北)
これから見頃を迎えるところでは、紅葉の見頃は、平年より遅いでしょう。

9月から10月にかけて、気温は高めに推移しましたが、寒気の影響を受け、一時的に平年を下回る時期がありました。この影響を強く受けた北海道地方、および東北地方の山間部の紅葉スポットでは、比較的順調に紅葉が進み、昨年と比べ見頃を迎えるのが早くなった地点もありました。一方で東北地方平野部の紅葉スポットでは、冷え込みが十分ではありませんでした。11月は、徐々に冷え込む日が増えそうですが、昨年同様、見頃は平年より遅くなるでしょう。
各地の紅葉は、道南の香雪園では11月上旬~11月中旬に、岩手県の盛岡城跡公園では11月上旬~11月下旬に見頃となる見込みです。

■東日本(関東甲信・北陸・東海)
紅葉の見頃は、平年より遅いでしょう。

9月から10月にかけて、気温は高めに推移したものの、山間部の一部の紅葉スポットでは、一時的な寒気の影響を受け、色づきが順調に進んだ地点もありました。11月は次第に高温傾向が落ち着く見込みですが、これまでの高温の影響を受け、多くの紅葉スポットでは、見頃が遅くなるでしょう。
各地の紅葉は、石川県の特別名勝兼六園では11月下旬~12月上旬に、東京都の上野恩賜公園では11月下旬~12月中旬、三重県の伊勢神宮では11月下旬~12月下旬に見頃となる見込みです。

■西日本(近畿・中国・四国・九州)
紅葉の見頃は、平年並みか遅いでしょう。

10月の気温は平年より高く推移しました。11月にかけても高温傾向は続く見込みですが、後半になるとその傾向は落ち着く見込みです。
このため西日本の中でも色づきが早い山間部の紅葉スポットでは、10月の高温の影響を強く受け、見頃が遅れるところが多いでしょう。一方で11月は高温傾向が次第に落ち着くことから、平野部の紅葉スポットでは、見頃は平年並みかやや遅くなる程度のところが多いでしょう。
各地の紅葉は、京都府の清水寺や愛媛県の松山城では12月上旬~12月中旬に、岡山県の岡山後楽園では11月下旬~12月中旬、福岡県の秋月城跡では11月下旬~12月上旬に見頃となる見込みです。

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