昨夜(15日)に発生した大型の台風14号(プラサン)は、16日現在、マリアナ諸島を北上中。18日から19日頃に沖縄へ接近し、海上では大しけになる恐れ。今後の情報にご注意ください。
●台風14号 18日～19日頃に沖縄に接近
昨日15日午後9時、大型の台風14号(プラサン)がマリアナ諸島で発生しました。
今朝(16日)午前6時現在、日本の南の海上を発達しながら1時間に20キロの速さで北上しています。中心気圧は998hPa、中心付近の最大風速は18m/s、最大瞬間風速は25m/sとなっています。
大型の台風14号は、今後、台風13号を追いかけるように日本の南を北西に進む見通しです。大型の台風14号は、明日17日夜には日本の南に達し、明後日18日から19日頃にかけて、沖縄では荒れた天気や海上では大しけとなる恐れがあります。今後の台風の動向に注意が必要です。
●台風13号は中国大陸へ
一方、もう一つの台風13号は、今日16日午前6時現在、東シナ海にあって、1時間に25キロの速さで西へ進んでいます。
この3連休(14日、15日)は、台風13号の影響で、奄美をはじめ、台風から離れた九州や四国、本州付近でも台風周辺からの湿った空気が流れ込み、局地的に雨雲が発達しました。
台風13号は今日16日の午後には中国の華南に達し、明後日18日には華中で熱帯低気圧に変わる見込みです。台風13号の日本への影響はなくなりますが、変わって台風14号による暴風や大雨、大しけなどに警戒してください。
