今日11日も厳しい残暑が続くでしょう。関東の内陸や東海から九州は、最高気温が35℃以上の猛暑日の所があるでしょう。今日11日は東北から九州、沖縄にかけて、9月に入って最も多い、19府県に熱中症警戒アラートが発表されています。引き続き熱中症にご注意ください。
●各地の最高気温
今日11日も厳しい残暑が続く所が多いでしょう。東北から九州の最高気温は平年を上回る見込です。札幌や新潟は昨日10日より低くなるでしょう。札幌は24℃と平年並みの予想ですが、新潟は30℃を超えて真夏並みの暑さが続くでしょう。
東京は昨日10日と同じくらいで34℃と猛暑日一歩手前の気温です。関東の内陸では35℃以上の猛暑日の所があるでしょう。名古屋と大阪、福岡は35℃の予想です。東海から九州は猛暑日の所が多いでしょう。那覇は昨日10日と同じくらいで平年並みの予想です。
●19府県に熱中症警戒アラート 9月最も多い
今日11日は、岩手県や群馬県、山梨県など、東北から九州、沖縄の19府県に熱中症警戒アラートが発表されています。熱中症警戒アラートが発表された地域は、9月に入って最も多くなっています。
●しばらく厳しい残暑 35℃以上の猛暑日も
9月も中旬になりますが、日本付近は高気圧に覆われて晴れる日や暖かい空気が流れ込む日があるため、まだまだ厳しい残暑が続きそうです。
週間予報を見てみると、東北や北陸は最高気温が30℃以上の真夏日の所があるでしょう。関東は連日30℃以上の真夏日となりそうです。東海から九州は来週18日頃にかけても、最高気温が35度以上の猛暑日となる所があるでしょう。油断せずに、しっかりと熱中症対策をしてお過ごしください。
●熱中症警戒アラート 発表時の予防行動
熱中症警戒アラートが発表された所では、熱中症にかからないよう、積極的にとるべき行動が5つあります。
①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。
②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、原則、中止や延期をしましょう。
③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。
④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。
⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。