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午前から日本海側で滝のような雨を観測 午後は関東など太平洋側でもゲリラ雷雨に注意


今日25日(日)も、西日本~東日本では大気の状態が非常に不安定。午前中から日本海側では滝のような雨を観測。午後は関東など太平洋側でも天気が急変し、都市部でもゲリラ雷雨のおそれがあるため注意が必要です。

●西日本~東日本 大気の状態が非常に不安定

今日25日も、西日本~東日本には、太平洋高気圧の縁をまわる湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。一方、東北付近には前線が延びていますが、その延長線上も天気図上では前線としてかかれない前線帯となっていて、南からの湿った空気がぶつかる日本海側で雨雲や雷雲が発達しています。

●日本海側 午前から滝のような雨

1時間雨量は、萩市(山口県)76.0ミリ(~8:34)、下関市豊田(山口県)59.5ミリ(~9:18)と、滝のような非常に激しい雨を観測しました。

また北陸付近でも雨雲が発達し、七尾市(石川県)では26.5ミリ(~10:00)のどしゃぶりの雨となっていて、落雷も多数観測されています。

●午後 関東など太平洋側でも天気急変に注意

関東など太平洋側では日が差している所もありますが、油断禁物です。午後は、気圧の谷の東進や気温の上昇、湿った空気の影響で、天気が急変するおそれがあります。

関東北部や西部で発生した雨雲や雷雲が都市部にも流れ込んだり、都市部周辺でも風のぶつかりで雨雲や雷雲が湧く可能性もあります。

雷が発生する可能性は、関東の北部で80%以上と高くなっています。

昨日24日は、関東で午後からゲリラ雷雨が発生。埼玉県入間市付近で1時間に約100ミリの雨が降ったとみられ「記録的短時間大雨情報」が発表されました。宇都宮市(栃木県)では、1時間に98.5ミリの猛烈な雨を観測。今年、本州の1時間降水量としては1位となりました(今年全国1位は5月21日の宮古空港100.0ミリ)。

大気の状態が不安定になることで発生するゲリラ雷雨は、地域を正確に予想するのが難しいですが、今日25日も午後は山沿いだけでなく、都市部でも1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨や、落雷、突風に注意が必要です。

●ゲリラ豪雨の前兆

ゲリラ豪雨(局地的な大雨)の、前兆となる現象は、大きく3つ挙げられます。
① 「真っ黒な雲が近づいてきた」
ゲリラ豪雨をもたらすような、発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのも、ゲリラ豪雨のサインの一つです。
② 「雷の音が聞こえてきた」
ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのも、ゲリラ豪雨のサインの一つです。
③ 「急に冷たい風が吹いてきた」
発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも、注意が必要です。

このような前兆を感じたら、すぐに安全な所へ避難してください。また、雷注意報が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」、「天気が急変」という言葉を聞いた時には、ゲリラ豪雨の可能性がありますので、ご注意ください。

また、「山の雷、川の増水」といわれるように、山で雷雨があると、下流の川は晴れていても急に増水することがあるため注意が必要です。

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