お盆休み明けの関東はすっきりしない天気となりそうです。ただ、日差しが少なくても気温が高く、しばらく残暑が続く予想です。
●お盆休み明けはぐずつく
お盆休み明けの19日(月)以降、太平洋高気圧の日本付近への張り出しが弱くなります。本州付近には南から湿った空気が流れ込んで、関東も雲の広がりやすい天気になりそうです。
湿った空気の影響で大気の状態が不安定となりやすく、山沿いを中心に夕立となる日が多い見込みです。平野部にも雨雲や雷雲がかかり、ゲリラ豪雨をもたらす可能性があります。
来週は折り畳みの雨傘を常に持ち歩いておくと安心です。
●厳しい残暑が続く
8月も来週になると下旬に入ってきますが、まだ厳しい残暑が続きそうです。この先は日差しが少なくなるものの、気温は平年よりも高い日が多い予想です。
最高気温が35℃を超えるような、極端な暑さは次第に少なくなる見通しですが、湿度が高くかなり蒸し暑くなりそうです。同じ気温でも湿度が高いほど熱中症のリスクが高くなるため、引き続き熱中症には警戒が必要です。
気象庁は15日、関東甲信地方でこの先2週間は気温の高い状態が続くとして、「高温に関する早期天候情報」を出して注意を呼び掛けています。
最低気温もしばらく25℃以上の所がほとんどで、夜は各地で連日の熱帯夜です。就寝時も適切に冷房を使用するなど、一日を通して暑さ対策が欠かせません。