関西では、連日の厳しい暑さで、水辺のレジャーに出かけられる方も多いかと思いますが、明日24日(水)の夕方以降に台風3号からのうねりが届き始め、25日(木)から26日(金)にかけて高波のピークを迎える可能性があります。台風からのうねりは見た目には分かりにくいものの、力強く、水の事故につながる恐れがありますので、太平洋沿岸では十分な注意が必要です。
●25日(木)から26日(金) 晴れて風が穏やかでも急な高波に注意を
関西では、25日(木)から26日(金)にかけては晴れて、夏空の広がる所が多いでしょう。ただ、穏やかに晴れていても、25日(木)から26日(金)をピークに太平洋沿岸には台風からのうねりが打ち寄せ、波が高くなる見込みです。また、台風からのうねりは時間差で届くため、台風が大陸に上陸したあとも、うねりがしばらく残るでしょう。このため、土曜日ごろにかけては和歌山県や淡路島南部などでの海でのレジャーは注意が必要です。
●台風からのうねりは普段の波とは別物 波にさらわれないように
台風からのうねりが、台風周辺の波源から近畿地方の太平洋側に届くには、丸一日以上かかります。こういった1000キロ以上離れた所から届く波は、普段の波とは性質が異なります。海面が穏やで、大きな波に見えなかったとしても、力強く、波の押し引きが強いのも特徴です。台風が沖合に発生している時などは、予想外の高波にさらわれないよう十分ご注意ください。