向こう一週間の関西は、不安定な空模様で雷雨になることもありますが、最高気温35℃前後の厳しい暑さは続く見込みです。来週は、太平洋高気圧が勢力を増して夏空の広がる日が多くなり、一段と危険な暑さとなるでしょう。
●24日～30日 関西は不安定な空模様 日差し減っても厳しい暑さは継続
向こう一週間の関西は、高気圧の縁を回る湿った空気が流れ込む影響などで、雲が広がりやすいでしょう。不安定な空模様で、雷雨になることもある見込みです。また、27日(土)28日(日)辺りは、台風が運んできた湿った空気の一部が西風にのって流れ込んできて、雨脚が強まり、雨の量が多くなる可能性があります。
日差しが減っても、最高気温は35℃前後の見込みで、油断できない暑さが続きます。熱中症への警戒を緩めないようにしてください。
●朝晩の気温が下がりにくく 寝苦しい夜が続く
この先は、暖かい空気が流れ込む上に、雲が広がることで、さらに朝晩の気温が下がりにくくなる見込みです。関西の多くの所で最低気温が25度以上の熱帯夜が続き、大阪の最低気温は28度くらいの日が多いでしょう。連日、寝苦しい夜となりそうです。昼間だけでなく、夜も冷房を適切に使用して、熱中症予防を心がけてください。
●31日～8月5日は夏空増加 一段と気温上昇 体温並みの危険な暑さに
来週半ば以降は、太平洋高気圧が勢力を増して、関西では夏空の広がる日が多くなるでしょう。強い日差しが照り付ける分、一段と気温が上がって体温並みの危険な暑さになる所も多い見込みです。
暑さとの戦いは長期戦となるため、しっかり食べて、しっかり寝て、暑さに負けない体作りを心がけてください。
