3連休初日の今日(13日)も、梅雨前線が停滞します。九州と四国は雨の時間が長く、降り方も強いでしょう。局地的には雷を伴って激しく降りそうです。本州は広い範囲で日差しが届きますが、所々で雨雲や雷雲が湧いてきます。
●梅雨前線が停滞 南から湿った空気が流入
今日13日(土)も、梅雨前線が西日本から東日本の太平洋側に延びて、ほとんど停滞します。この前線に向かうように湿った空気が流れ込み、雨の所が増えてくるでしょう。九州南部や四国を中心に、これまでの大雨の影響で地盤の緩んでいる所があり、たとえ少ない量の雨でも土砂災害の危険度が高まる恐れがあります。今後も、最新の気象情報や避難に関する情報を確認しつつ、無理のない行動を心がけてください。
九州と四国は雨が降ったりやんだりとなるでしょう。特に昼過ぎまでは活発な雨雲がかかりやすく、雷雨になることや、雨脚の強まることがありそうです。局地的には、道路が川のようになるほどの激しい雨が降るでしょう。
中国地方から近畿、東海、北陸、関東甲信越にかけては、日差しが届きます。ただ、昼頃から所々で雨雲や雷雲が湧くでしょう。急に降ってくる強い雨や、落雷、突風に注意が必要です。
東北は大体晴れますが、前線に比較的近い福島県では昼過ぎから一部で雨が降るでしょう。
北海道は、午前中は晴天。午後は東部の所々で雨が降りそうです。
夏空が広がる沖縄も、にわか雨の可能性があります。
●真夏日地点増加 湿度も高い 熱中症対策を
最高気温は、昨日(12日)と同じか高くなる所が多いでしょう。
北海道は、釧路をはじめ太平洋沿岸の地域も含めて25℃以上の所が多く、東北は28℃から30℃くらいの予想です。関東から九州は30℃前後で、沖縄は35℃くらいまで上がるでしょう。
各地、湿度が高く、体に熱がこもりやすい状況です。熱中症指数が広い範囲で「警戒～厳重警戒」となっています。
ノドが渇く前に意識的に水分を補給し、汗を多量にかいたら、適度に塩分もとるようにしてください。
熱中症のサインとなるのは、めまいや立ちくらみ、軽い頭痛や吐き気、腹痛、手足のしびれ、といった症状です。少しでも体調に異変を感じたら、すぐに涼しい所で休憩し、速やかに体温を下げることが重要です。
