22日(土)から23日(日)にかけて大雨に見舞われた関西ですが、明日25日(火)にかけても次々に雨雲が通過し、雨が降ったりやんだりの天気が続きます。今後、少しの雨でも土砂災害に注意が必要です。また、今週後半は再び警報級の大雨になる恐れがあります。
●関西 明日25日(火)も雨止まず 傘の手放せない天気続く
今日24日(月)のこの時間、関西の中部や北部の雨は小康状態となっています。
ただ、明日25日(火)にかけては雨雲が再び北へ広がりやすくなり、京阪神など関西の中部や北部でも再び雨が降りやすくなるでしょう。22日(土)や23日(日)のように強い雨が降る可能性は低いものの、雨が降ったりやんだりの天気が続きます。明日25日(火)にかけても最低限、折り畳みの傘を持っておくとよさそうです。
また、これまでに降った大雨で地盤の緩んでいるところがありますので、今後少しの雨でも土砂災害などが起こる恐れがあります。がけや斜面には近づかないようにしてください。
●関西 今週後半は 再び警報級の大雨に
この先も梅雨前線は西日本付近に停滞し、今週の後半は活動が活発になりそうです。特に27日(木)から28日(金)にかけてと30日(日)から7月1日(月)ごろに雨の降り方が強まるでしょう。関西では今週後半から再び警報級の大雨になる恐れがあります。6月21日(金)に梅雨入りしたばかりの関西ですが、今年の梅雨は梅雨入り直後から大雨になっており、今後も油断のできない状態が続きます。災害につながるような大雨になることも考えられますので、こまめに気象情報の確認をなさってください。大雨が予想されるタイミングでは無理を控え、予定の変更も検討することも視野に入れてください。
●この先は昼夜を問わず一段と蒸し暑く 熱中症に厳重警戒を
大阪では今朝24日(月)にかけての最低気温は24.3度で、昨夜から今朝にかけて熱帯夜一歩手前の寝苦しさとなりました。今後は一段と蒸し暑い空気が流れ込み、夜間も気温の下がりにくい状態になりそうです。日中は日差しが少なくても30度以上になる日があり、昼夜を問わず熱中症に厳重な警戒が必要です。夜間でも寝苦しい場合は、躊躇なくエアコンや扇風機を使うなどして、しっかりと眠れるような睡眠環境を心がけてください。お休み前にコップ一杯の水を飲んでおくなど、夜間も熱中症にならないよう気を付けてください。