台風1号は31日(金)に伊豆諸島や関東に最接近する予想。伊豆諸島は高波や強風、大雨に警戒・注意。台風とともに前線も北上し、関東も沿岸部を中心に雨や風が強まるでしょう。その後も台風一過の晴れとはならず、6月2日(日)から4日(火)頃は関東から東北を中心に雨や雷雨になりそうです。
●台風1号 31日(金)に伊豆諸島に最接近
台風1号は、31日(金)明け方から朝にかけて伊豆諸島や関東にに最も接近し、31日(金)夜までには日本の東で温帯低気圧に変わる見込みです。伊豆諸島では非常に強い風が吹き、海上はうねりを伴い大しけとなるでしょう。雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる見込みです。うねりを伴った高波や強風、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
台風の北上とともに前線も北上する予想です。関東も明日31日(金)は昼頃まで広く雨が降るでしょう。沿岸部を中心に雨脚が強まり、土砂降りの雨となる所もありそうです。沿岸部では風も強まるでしょう。朝の通勤・通学は大きめで丈夫な傘があると良さそうです。
●台風一過の晴れならず 2日(日)~4日(火)頃は大気の状態が不安定に
6月1日(土)は九州から関東を中心に日差しが届く見込みです。
ただ、2日(日)から4日(火)頃は低気圧が日本海に進み、東日本や北日本で大気の状態が不安定になるでしょう。関東甲信や北陸、東北を中心に所々で雨や雷雨になりそうです。落雷や突風にご注意ください。
●7日(金)以降 本州付近は晴れる日が多い
6月7日(金)以降は、沖縄は梅雨空が続くでしょう。九州から北海道は晴れる日が多くなりそうです。
最高気温は関東以西では28℃くらいまで上がるでしょう。大阪市は11日(火)と12日(水)は真夏日になりそうです。熱中症にご注意ください。
●梅雨入り 遅れる可能性も
平年の梅雨入りは、九州北部から関東甲信は6月上旬です。
ただ、今年の本州付近の梅雨入りはもう少しあとになりそうで、平年より遅れる可能性があります。今のところ、6月中旬になると次第に本州付近でも雨の降る日が増えて、梅雨入りとなる所が多くなりそうです。