この先24日(水)にかけて、東日本や西日本を中心に、曇りや雨の日が多くなりそう。25日(木)以降は全国的に高温傾向で、関東から九州は夏日が続出。ゴールデンウィーク前半は暑さへの備えを万全に。屋外のレジャーはこまめな水分補給で、熱中症対策を。
●前半(21日~27日) 23日(火)~24日(水)は局地的に強い雨
あす21日(日)から22日(月)にかけて、前線を伴った低気圧が日本の南を東へ進む見込みです。九州から関東は曇りや雨でしょう。一方、高気圧に覆われる、北陸から北海道は日差しが出る見込みです。
23日(火)から24日(水)は、別の低気圧が日本海に進むため、広い範囲で雨が降るでしょう。23日(火)は西日本で、24日(水)は東日本や北日本で、局地的に雨や風が強まりそうです。低気圧の位置や動き次第で、雨や風の強まるタイミングが変わる可能性がありますので、最新の気象情報をご確認ください。
25日(木)から26日(金)は、本州付近は高気圧に覆われて、晴れる見込みです。ただ、晴れの天気は長続きせず、27日(土)は雨の降る所が多いでしょう。
沖縄は23日(火)以降、前線や湿った空気の影響で、雨の降る日が続きそうです。
気温は、全国的に平年より高い日が多いでしょう。25日(木)と26日(金)は、関東から近畿で夏日(最高気温が25℃以上)の所がほとんどで、初夏の陽気になりそうです。25日(木)は、前日より大幅に気温が上がるため、急な暑さで体調を崩さないように、服装をうまく調節してください。
●後半(28日~5月3日) 全国的に高温傾向 暑さ対策を万全に
28日(日)は広い範囲で晴れて、行楽日和となりそうです。29日(月:昭和の日)と30日(火)も日差しの届く所が多いですが、東海や九州などで雨が降るでしょう。北海道もにわか雨に注意してください。5月1日(水)から3日(金:憲法記念日)は、北海道から関東は晴れ間が出ますが、東海から九州は曇りや雨が続きそうです。沖縄は天気がぐずつくでしょう。
気温は、各地で平年より高く、関東から九州は夏日が続く見込みです。屋外のレジャーは、時々日陰で休憩してこまめに水分を補給したり、体の中に熱がこもらないように通気性の良い素材の服装を選んだりして、暑さ対策をしっかりなさってください。
●ゴールデンウィーク前半 熱中症対策を
ゴールデンウィーク前半は、全国的に平年より気温が高く、暑くなりそうです。まだ、体が暑さに慣れていない時期ですので、熱中症の危険度が高まります。熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。
① 暑くなり始めの頃から、暑さに備えて体づくりを行いましょう。「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を、毎日30分程度行い、体を暑さに慣れさせてください。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。換気をして、風通しをよくすることも大切です。こまめに気温や湿度を確認しましょう。
この他にも、バランスの良い食事や十分な睡眠をとるなど、早めに暑さへの備えをなさってください。