関東地方は、明日18日(木)も天気の急変と黄砂に注意が必要です。日差しが届いても、局地的に雨雲が発達する可能性があります。20日(土)は天気が下り坂で、21日(日)は関東南部を中心に雨や風が強まるでしょう。日中の気温は高めで、週明け22日(月)頃までは薄着で過ごすことができそうです。
●明日18日(木) 晴れ間がでても急な雨や落雷、黄砂に注意
明日18日(木)の関東地方は、雲が広がりやすいでしょう。日差しが届く所もありますが、変わりやすい天気です。上空の寒気は今日より強く、大気の状態が不安定になります。午後は急に雨雲が湧いて、ザッと雨脚が強まる所もあるでしょう。外出の際は、折り畳みの傘があると良さそうです。
また、明日18日(木)も黄砂が飛来する可能性があります。車やベランダの手すりが汚れることもあるでしょう。花粉症や呼吸器に疾患がある方は症状が悪化するおそれがあります。体調の異常を感じたら外出は控えるようにしましょう。
最高気温は20℃前後の予想です。この時期らしい気温の所が多いでしょう。季節先取りの暑さは一旦落ち着きそうです。
●20日(土)は天気下り坂 21日(日)は雨や風が強まる
あさって19日(金)は高気圧に覆われて晴れますが、週末は天気が下り坂です。
20日(土)は前線を伴った低気圧が西日本に接近するでしょう。関東は日差しが届きますが、次第に雲が増えて、21日(日)は所々で雨が降りそうです。関東南部の沿岸部ほど雨や風が強まるでしょう。
まだ先の予報で、雨の範囲や強さが変わることもありますので、土日に予定のある方は最新の予報を確認するようにしてください。
●気温は週明けまで高め 23日(火)以降は暑さ落ち着く
最高気温はこの時期としては高い日が多いでしょう。19日(金)と20日(土)は25℃以上の夏日になる所が多く、日中は汗ばむくらいでしょう。内陸では30℃近くまで上がる所もありそうです。
21日(日)は日差しが期待できないため、気温の上昇は抑えられますが、22日(月)は再び初夏の陽気になるでしょう。23日(火)以降になるとこの時期らしい気温に戻りそうです。
最低気温も平年より高い日が多く、朝晩も薄手のジャケットがあれば十分です。冬物のコートやマフラーなどはしまっても良さそうです。
●暑くなる前から始めよう 熱中症予防
熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。
① 暑くなり始めの頃から、暑さに備えて体づくりを行いましょう。「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を、毎日30分程度行い、体を暑さに慣れさせてください。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せずエアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。なお、感染症対策として換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのがおススメです。換気後エアコンの温度は、こまめに再設定してください。
もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど十分ご注意ください。