この冬は強い寒気の流れ込みが持続していません。日本海側各地のこれまでの累積降雪量をみてみると、平地では局地的に平年より多くなっている一方で、山沿いでは平年の半分に満たないところが多くなっています。現在の積雪はどうでしょうか?
●北日本の平地は局地的に大雪
上の写真はきょう(1日)午前11時半の北海道の留萌市の様子です。ここ数日は降雪が落ち着いていましたが、先月の度重なる大雪で道路にも雪がかなり残っています。正午現在の積雪をみると、留萌市は96センチと平年の3倍近くあります。
一方で、山沿いは平年の半分以下の所が多く、豪雪地帯である新潟県湯沢町や秋田県横手市では0センチと雪が全くない状況です。
●この先も冬型が続かず 雪は少ない傾向か
この先もしばらく、冬型の気圧配置になっても7日~8日ごろに一時的となりそうです。そのため、本格的な降雪は長くは続かない見込みです。
一方、気温は全国的に高めの傾向なので、局地的な積雪の多いところでは雪崩に十分ご注意ください。また、寒暖差の非常に大きな状況も続きそうですので、体調管理にもご注意ください。