この先30日にかけて比較的穏やか。31日大晦日は、雨風強まり、全国的に荒れた天気に。1日元日にかけて次第に冬型の気圧配置に変わり、北陸から北の日本海側は雪で、大雪や吹雪も。中部山岳では、大晦日の日中から猛吹雪に。ご来光を望む登山を計画中の方は予定変更など検討を。
●年越しは大荒れ
この先は、年末にかけては比較的穏やかな天気の続く所が多くなりますが、2023年を締めくくる31日大晦日から、2024年スタートの元日にかけて、全国的に荒れた天気になるでしょう。
交通の影響に注意し、外出の予定がある方は十分ゆとりを持って安全な行動をとるようにしてください。
また、中部山岳でも大晦日の日中から猛吹雪が予想されるため、ご来光を望む登山などを計画されている方は、安全を最優先に、計画を見直す必要がありそうです。
●30日にかけては比較的穏やか
この先は30日にかけては、比較的穏やかな天気になるでしょう。北日本の日本海側や北陸では雪や雨の降る所もありますが、範囲は狭く日が差す所が多い見込みです。
気温は、30日にかけて日ごとに高くなる所が多く、大掃除や年末の買い出しなどもはかどるでしょう。
空気の乾燥した状態が続きます。火災の発生しやすい条件が続くため、火の取り扱いにはご注意ください。
また、人ごみに出る際にはマスクを着用し、流行中のインフルエンザなどに感染しないよう注意しましょう。
●31日大晦日 全国的に荒天 雨風強まる
31⽇は、低気圧が発達しながら⽇本付近を進み、その後は次第に冬型の気圧配置となるでしょう。
九州は30日の夜から雨が降りだし、31日朝には九州から関東まで広く雨になりそうです。太平洋側沿岸部では、局地的に雨や風が強まりそうです。
冷たい雨や強まる風の影響で、体感的に寒くなります。東京の31日日中の最高気温は10℃の予想。雨対策に加えて、寒さ対策も必要でしょう。
低気圧の東進とともに、次第に風向きが北寄りに変わります。北陸ははじめ雨の所も、標高の高い場所から次第に雪に変わるでしょう。低気圧が近づく東北や北海道は午前中から湿った雪になり、午後は雪や風が強まりそうです。
●1日にかけて日本海側は大雪や吹雪 山では大晦日の日中~猛吹雪の恐れ
2023年から2024年の年越しは全国的に北風が強く吹くでしょう。
北陸や北日本の日本海側は広く雪で、積雪が一気に増える所もありそうです。また、雪や風が強まり、猛吹雪となる所もあるでしょう。
初日の出を見に、山登りを計画されている方は、標高の高い山では、大荒れの天気が見込まれるため、警戒が必要です。
新潟県、北陸3県や長野県や岐阜県の高い山では31日大晦日の日中から猛吹雪となる恐れがあります。最新の情報をこまめに確認し、計画を見直す、中止にするなども検討するようにしてください。
●2024年の初日の出 見られるところは?
元旦は、関東から西の太平洋側の平野部ほど晴れて、2024年のスタートを飾る初日の出が期待できそうです。
初日の出を見に行く方は、風が身にしみる寒さとなるため、万全な防寒対策が必要でしょう。
晴れる地域でも、強い風にご注意ください。